更新日:2024年12月2日
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10月7日,8日に,志布志市のピーマン経営体2戸で,経営分析検討会を開催しました。当日は,JAそお鹿児島のTAFから経営分析の結果報告の後,技術面の課題等について聞き取りを行いました。収量アップに向けた枝の作り方や規模拡大に向けた資金等の準備の必要性,ライフサイクルに応じた必要所得などをシュミレーションし,売上,所得目標,単収などの目標を明確化しました。
曽於畑かんセンターでは,今後も関係機関と連携し,経営発展に向け支援していきます。
10月23日,曽於市で12人の参加のもと,大隅地区農村女性の会と県農業経営者クラブ曽於支部との共催で労働力確保・労務管理について学習会を開催しました。会では,県農業・農村振興協会から県の労働力確保の現状と確保事例等の紹介,社会保険労務士から雇用管理の留意点を講演いただきました。参加者からは,労災保険や労働条件通知書の重要性など雇用する側の責任や留意点が理解できたとの意見がありました。
畑かんセンターでは,今後も課題に応じた研修会等を企画し,経営発展に生かしていきます。
10月31日~11月1日,国営土地改良事業地区営農推進対策連絡委員会による令和6年度営農推進担当者研修会が曽於市等にて開催され,49人が参加しました。大隅加工技術研究センターでは,加工施設研修と畑かん営農推進員による講話があり,現地では,曽於市と大崎町の畑かんマイスターの畑かん営農や志布志市農業公社でのピーマン研修施設の取組が紹介されました。
本研修での畑かんマイスターの「畑かんは干ばつ時の保険」の発言も参考に,曽於畑かんセンターでは引き続き,畑かん営農推進に取り組んでいきます。
11月12日,曽於市大隅町でJAそお鹿児島秋冬白菜出荷協議会が開催されました。23人の白菜生産者や各市場,関係機関が集まり,生産販売計画,販売対策・促進について協議が行われ承認されました。令和6年産生産は,定植後の9月下旬から11月上旬までの高温多雨により病害虫の発生が多く,例年になく防除が徹底されました。面積は前年比93%の125.3ha,販売数量は前年比102%の11,277t,販売金額は前年比161%の673,620千円の計画です。
曽於畑かんセンターでは,今後も白菜の安定・安全出荷への取組を支援していきます。
曽於畑かんセンターでは,秋冬期から春期にかけて効率的な防霜を支援することを目的に,茶芽の耐凍温度(茶芽の被害率が10%以下になる温度)を調査しています。今年度は,11月5日から曽於市2地点,志布志市3地点,大崎町1地点の茶園から品種毎に枝を採取し,検定を開始しました。検定結果は,SNSやHP等を通じて生産者へ情報提供し,防霜温度の設定などに生かしています。
曽於畑かんセンターでは来年3月まで毎週検定を行い,適切な防霜を支援していきます。
曽於市で広く栽培されているユズの出荷が,10月下旬から始まりました。平成元年に設立されたユズ栽培同好会の栽培面積は約98haまで増え,曽於市では令和6年3月にゆず搾汁センターの搾汁機械が増設されています。なお,令和5年の出荷量は1,281tと例年より多かったことから今年は裏年となり,昨年より出荷量は少ない見込みです。
来年は表年で着花は増えることから,曽於畑かんセンターでは隔年結果対策として,今後の剪定や肥培管理について,講習会を通じて支援していきます。
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