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更新日:2023年1月18日

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令和4年12月の現地農業情報(肝属地域)

東串良町園芸振興会12月ハウス巡回審査を実施!

12月5日,東串良町園芸振興会の取組として,K-GAP推進のためのハウス環境整備巡回を実施しました。当日は,振興会役員,JA,農政普及課で7班編制を組み,全地区のピーマン・キュウリの生産会員を巡回しました。除草状況や,ハウスビニールや肥料袋の整理・整頓の状況を審査し,年々,会員のハウス環境整備への意識の高まりがうかがえるようでした。今後とも,振興会と協力してK-GAPの推進を図っていきます。

肝属地区茶業振興会による荒茶共進会が開催される

12月6日,肝属地区茶品質向上共進会がJA鹿児島きもつき東部支所で開催されました。深蒸し煎茶,普通煎茶,玉緑茶の3部門で55点の荒茶を審査しました。全ての部門において,色のりが良く,香味に優れており,生産者の技術向上が感じられました。また,滋味だけで評価する青年の荒茶審査には,消費者目線の評価を行う目的で一般の方4名も参加し,14点中各自が上位と思う5点を選びました。今回の結果を受けて,生産者のさらなる品質向上に期待するとともに,今後も,技術支援を継続します。

鹿屋市茶業振興会幼木園品評会を実施

11月29日,12月1日の2日間,鹿屋市茶業振興会において幼木園品評会を行いました。振興会会員とともに,市内の定植2年以下の幼木園について,茶樹や茶園の外観,安全性や経済性などを審査し,評価しました。樹高が高く,活着の良い幼木園が多かったですが,一部では,病害虫の被害等で生育が不十分な園も見受けられました。仕立ての良し悪しを会員間で共有することで,茶園づくりの意欲向上が図れました。今後も,幼木園の早期成園化や収量・品質向上に向け技術支援を行っていきます。

地区別茶業検討会で今後の茶業経営について学ぶ

11月30日に,地区別茶業検討会が開催されました。静岡から月刊誌「茶」編集長の中小路氏を講師に迎え,「日本茶業の現状と今後の方向及び海外情勢について」と題して講演をいただきました。儲かる茶業経営の実現のために,必要と思われる取組について,輸出茶生産に加えて,栽培から販売全ての段階で多様性を高めることなどが必要との提案がありました。また,農政普及課からは,農業開発総合センター茶業部の普及に移す研究成果を情報提供しました。

3つの農業組織主催による交流会を実施

12月2日,農業経営者クラブ,地区農業青年クラブ連絡協議会,及び肝属青年農業士会が合同で,農業者組織連携強化会議を開催しました。この会議は,お互いの活動の理解を深め,経営発展段階に応じて,上位組織へ移行する仕組み作りを目的としています。今回は,各組織から選出された視察先で,地域資源を生かした地域活性化,有機農業,及びいちごの環境制御等の3取組を研修しました。意見交換も活発に行われ,今後も,継続したいという意見もあり,農政普及課も活動を支援していきます。

有機農業取組

キュウリ目揃えで商品性向上

12月1日,東串良町園芸振興会キュウリ部は,夫婦同伴出席で,キュウリの出荷目揃え会を実施しました。コロナ禍で支部ごとの現地検討会ができない中,会議では,出荷基準に基づき,キュウリの商品性向上を図りました。県経済連,県経済連大隅野菜事業所の担当からは,市況や他産地の情報提供を,農政普及課は,病害虫管理やIPM技術を情報提供しました。JAでは,出荷されたキュウリを見本に,出荷基準の再確認を行いました。農政普及課は,今後も引き続き,技術向上,経営安定の支援を行います。

きゅうり目揃え会

インボイス制度研修及び経営相談会を開催

12月8日,令和5年10月から始まるインボイス制度の概要及び農家への影響等について,かごしま農業経営・就農支援センターから派遣された川路税理士を講師として研修を開催しました。当日は農家26名と普及職員を含む,関係機関22名の合計48名が参加しました。また,研修後は,3名の個別農家を対象に経営相談会を開催し,自己経営におけるインボイス制度への対応や経営継承等などの相談に対して,川路税理士から適切なアドバイスがありました。

農業青年が農福連携について学ぶ

11月24日,鹿屋市で肝属地区農業青年交換大会が開催され,農業青年クラブ員など15名が出席しました。肝属地区農業青年クラブ連絡協議会の主催で,有限会社えこふぁーむ及びライズ株式会社の代表取締役による,農福連携に係る講演及び意見交換が行われました。農福連携に取り組むにあたっての心構えから,経営発展の事例などの紹介があり,農業青年も興味を持って質問し,活発な意見交換がなされました。

若手畜産女性農業者がべぶ講座で課題抽出・解決方策検討にトライ

12月1日,若手畜産女性農業者を対象とした1回目の「べぶ講座」を開催し,対象者8名を含む18名の参加がありました。講座では,コミュニケーション講座のDVD視聴後,3班に分かれてグループワークを行い,スコーキングやマンダラートの手法を活用して課題を抽出し,解決方策を検討しました。研修後,感染対策の上,昼食交流会も実施し,交流が図られました。参加者からは,見つけた課題を解決していきたいという声が多く聞かれたことから,必要に応じて課題解決を支援していきます。

べぶ講座(グループワーク①)

環境制御技術研究会活動の成果を発信

12月20日,東串良町総合センターでスマート農業研修会(施設園芸部門)を開催し,肝属地域を中心に96人が出席しました。研修会は,現地と室内研修に分けて実施しました。室内研修では,東串良町と鹿屋市吾平町環境制御技術研究会の取組内容と成果報告を,経済連と(株)ニッポーからは情報提供をもらいました。研究会の活動報告は,実証結果と経営的な評価,生育指標を活用した栽培管理方法など充実した内容でした。今後も,研究会活動を支援し,地域のリーダー育成に取り組んでいきます。

スマート農業施設園芸

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994522145

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