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更新日:2023年8月22日

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令和5年7月の現地農業情報(曽於地域)

肉用牛増頭支援研修会「元気が出る!べぶ講座」を開催

7月13日,「第1回元気が出る!べぶ講座」を開催し,生産者など約80人が参加しました。現地研修会では,飼料増産に向けた不耕起播種の実演やマグネットを活用し牛の個体管理,制限哺乳を実践している農場でのファームミーティングを行いました。室内研修では,農業開発総合センター普及情報課が「コスト低減に向けた取組」について講演を行いました。参加者は,多収につながる不耕起栽培やコスト低減の重要性に関心を示し,経営を見直す機会になりました。次回は11月に開催を予定しています。

新規就農者励ましの会で,新たな担い手を支援

7月に各市町で新規就農者励ましの会が開催され,対象者は,曽於市6人,志布志市10人,大崎町3人の計19人でした。作目別では,肉用牛6人,ピーマン6人,露地野菜2人,茶やいちご等5人でした。
また,志布志市(2組4人)と大崎町(1組2人)の農業研修事業の修了式も併せて行われました。
会終了後に開催した第1回農業基礎講座では,指導農業士,女性農業者組織,農業青年クラブの活動紹介等を行いました。引き続き,関係機関と連携し新規就農者確保に向けて支援します。

JAそお鹿児島ピーマン専門部会総会が開催

7月11日,志布志市内で,JAそお鹿児島ピーマン専門部会総会が開催されました。生産者54人を含む関係機関併せて75人の参加があり,単収や品質等に関する個人表彰の後,活動実績・計画や次年度の役員体制が承認されました。
令和4年度作は,生産者数97人,栽培面積26.9ha,販売量3,478.9t(前年比94%),販売額1,821,193千円(前年比114.8%),単価523円/kg(前年比121.9%)の実績となりました。今後,部会員全員がIPM技術を導入し,安心・安全なピーマンを消費者に届けられるよう支援します。

JAそお鹿児島キュウリ専門部会総会が開催

7月18日,JAそお鹿児島大崎支店で,JAそお鹿児島キュウリ専門部会総会が開催されました。生産者16人を含む関係機関併せて26人の参加があり,高単収の表彰後,活動実績・計画や次年度の役員体制が承認されました。
令和4年度作は,栽培面積2.34ha,出荷量415t,販売金額128,968千円(前年比111.8%),単価311円/kg(前年比123.4%),単収17.7t/10a(前年比104.1%)の実績となりました。引き続き,単収の向上により安定した所得が得られるよう支援します。

「基腐病研究会」による現地研修会が開催

7月13日,青年農業者11人で構成する「基腐病研究会」の現地研修会を開催しました。本研究会は,青年農業者自らがサツマイモ基腐病対策の実証に取り組んでいます。研修会では,新農薬実証や苗床の土壌還元消毒実証に加え,抵抗性品種や体系防除についての展示・実証ほの状況を確認するとともに,会員間の活発な意見交換が行われ,基腐病対策技術に関する理解が深まりました。引き続き,「基腐病研究会」の取組を支援します。

曽於ファームミーティング(経営者クラブ研修会)が開催

6月29日,志布志市内で,経営者クラブ曽於支部主催のファームミーティングが開催され,クラブ員など59人が参加しました。(株)清友の宮之原代表取締役が「心をつかむコミュニケーション術」と題し講演を行い,クラブ員からは「経営者自らが魅力的で相手に好かれるようにスキルアップすることで,従業員が意欲を持って働けるよう学んだことを実践したい。」等の声が聞かれました。引き続き,クラブ員の加入促進を図るとともに,経営者の資質向上に向けた取組等を行っていきます。

曽於地域での夏秋スプレーギク適品種を選定

7月6日,夏秋スプレーギク新品種現地適応性検討会が開催され,生産者13人,関係機関6人が参加しました。当地域では,各生産者が適品種を模索中であるが,今回試験栽培した3品種の花型等を検討した結果,2品種(アルノ,リンツ)が適品種(花型が良くボリュームがあり販売しやすい)であると判断されました。また,生産者による意見交換も活発に行われました。この2品種について,引き続き,関係機関と連携し生産性向上等の検討を行います。

畑かん施設・営農推進研修会の開催

7月14日,関係機関の新任者や担当者を対象に,畑かん施設・営農推進に関する研修会を開催し28人が参加しました。曽於南部地区(志布志市有明町,大崎町)約4,000haに水を供給している輝北ダムの見学後,曽於地域の畑かん施設の整備状況や畑かん営農ビジョン等について室内研修を行いました。また,スマホで操作できる散水器具や噴射ホース,ロールカー等の取扱いや注意点等について,散水の実演による畑かん営農への理解促進を図りました。

西郷なす個別カウンセリングの実施

7月20日,21日,JAそお鹿児島のなす生産者8人の個別カウンセリングをJAと実施しました。カウンセリングでは,生産者と令和4年度の生産実績や土壌診断結果に基づく施肥設計を検討しました。令和4年産は,定植後に襲来した台風の影響を受けたが,その後持ち直した生産者も多かったです。施肥設計では,土壌診断結果に基づき,過剰投入とならないようにリン酸資材等の削減を提案しました。現在,生産者は,9月上旬から始まる令和5年度産の定植に向け,太陽熱土壌消毒等に取り組んでいます。

家族経営協定で経営方針の明確化

7月10日,志布志市で,家族経営協定の締結式が開催され,市町,農業委員会,畑かんセンター立会いのもと,新規就農者2戸が締結しました。今回から,締結式として,押印が廃止され署名となりました。式では,経営方針の決定や役割分担により,お互いが協力して経営発展を目指すなど,それぞれが決意表明を行いました。引き続き,関係機関と連携し,家族経営協定を経営発展のツールとして,よりよい農業経営に繋がる支援を行います。

令和5年度第1回ICT勉強会を開催

7月6日,大隅弥五郎伝説の里会議室で,畜産に関する第1回ICT勉強会を開催し,管内で導入数の多い牛群管理システム(ファームノート)利用農家13人が参加しました。勉強会では,農家による活用事例やメーカーによる新機能,活用方法について紹介しました。参加者の活発な意見交換が行われ,自身の活用方法について見直すきっかけとなりました。今後も定期的に勉強会を開催し,ICTの普及,活用について支援します。

九州・沖縄地区青年農業者会議に出場

7月20,21日に大分県日田市で九州・沖縄地区青年農業者会議が開催され本県代表として,「意見発表の部」に志布志市ブルーファーマーズクラブの牧氏が出場しました。牧氏は,夫の就農に当たって感じた農業への不安や疑問を解消するため,規格外品の販路開拓やSNSを通じて,生産者の魅力を発信するなど,非農家出身ならではの視点での取組について発表しました。惜しくも受賞は逃したものの,新規就農の意気込みや堂々とした発表姿勢が高く評価されました。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:099-482-1736

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