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更新日:2022年1月17日

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令和3年12月の現地農業情報(肝属地域)

台湾輸出に向けてきんかん現地検討会を開催

11月16日に肝付町現地ほ場において,きんかん現地検討会が行われ,生産者や関係機関6名が参加しました。農政普及課が収穫前後の管理作業を説明した後,参加者全員で部会員のハウスを巡回し,着色等生育状況を確認しました。また,青年がプロジェクトで取り組んだ活動内容を発表し,先輩農家から助言を頂きました。農政普及課では今後も関係機関と連携し,農薬の情報提供など引き続き輸出に向けた取組を支援していきます。

(有)ふくどめ小牧場が農林水産大臣賞を受賞!

11月18日,全国優良経営体表彰表彰式が第23回全国農業担い手サミットin茨城において行われ,鹿屋市の(有)ふくどめ小牧場が6次産業化部門における農林水産大臣賞を受賞しました。子ども達3兄妹は父の目標を実現するため,就農前に海外に渡り,次男はドイツの国家資格マイスターを取得して就農し,直売所兼レストランを開業。希少種であるサドルバック種と,この種と白豚の交配種「幸福豚」を素材にドイツの製法を生かしたこだわり製品と差別化の取組が評価されました。

県全域でトルコギキョウ産地化を目指せ!県域研修会が開催される

11月18日,県園芸振興協議会及び農協花き部会協議会共催によるトルコギキョウ生産販売研修会が開催され,生産者及び関係機関総勢30名が参加しました。現地検討では県内外市場でトップの評価を受ける生産者ほ場で実際の栽培技術を学び,室内検討では安定生産のためのポイントや品種選定についての情報提供が行われ,活発な意見交換が展開されました。ほとんどの参加者が栽培経験0~2年程度と浅く,技術の理解を深めるとともに生産意欲を高めた会となりました。

中学3年生を対象とした「畜産を学ぶ会」を開催

11月29日南大隅町,12月7日錦江町で中学3年生(合計97名)を対象とした「畜産を学ぶ会」が開催されました。錦江町では4回目の開催で南大隅町では初めての開催となりました。会では,畜産農家や関係機関の担当者がそれぞれの仕事内容を紹介し,畜産に関するクイズの出題,削蹄・耳標付けの実演を行い,畜産業への理解促進を図りました。また,昼食は肝属管内で生産された畜産物を実食し,生産者との交流も行われ,町の基幹産業である畜産を知ってもらう貴重な機会となりました。

インボイス制度研修・相談会を開催!

12月1日に当振興局大会議室にて,農業者15名,関係機関等27名が参加し,税理士法人あいら会計の税理士を招いて開催しました。講義では,消費税の仕組み,インボイス制度の概要,制度導入に伴う留意点,経過措置と今後の対応について説明がなされ,多くの質問がありました。また,閉会後には2戸が税理士と個別面談し,経営上の悩みの解消が図られました。法施行は令和5年10月からではありますが,免税事業者には特に影響の大きな制度であるため,今後も制度周知を図ります。

青年農業者クラブ「翔南倶楽部」が共同プロジェクトとしてセミナーを開催

12月3日に,なんぐうの農業青年クラブ「翔南倶楽部」が,共同プロジェクトとして「コロナ前後における農作物・物流の変化」というタイトルでセミナーを開催しました。講師には,「鹿児島県よろず支援拠点」に依頼しました。参加した9名の青年農業者は,物流の変化やネットを使った新しい販売方法などに大きな刺激を受けており,ものづくりだけでなく,販売の重要性を痛感していました。今後も農政普及課では青年農業者の活動を支援していきます。

肝属地区茶生産者が他品目との複合経営を視察

12月6日,肝属地区茶業振興会の有志と関係者計12名が北薩方面に茶との複合経営について,視察研修を実施しました。薩摩川内市ではきんかん,さつま町ではごぼうとの複合経営について視察及び経営主と意見交換を行いました。話題は,年間通した仕事と労働力の確保という内容が中心でした。農政普及課では,農閑期の所得確保という観点から,今後もあらゆる支援を行っていきます。

若手対象の肉用牛研修会開催~グループ討議で熱い議論~

12月9日,肉用牛部門の新規就農者,青年農業者,若手女性農業者を対象に,子牛商品性向上と分娩間隔短縮等を推進するため,「肉用牛研修会」を開催しました。前半では新規就農者による子牛商品性向上実践事例,受精卵移植師や人工授精師による商品性や生産性向上に直結する講演を実施しました。後半では,参加者を5グループに分け,個別の課題解決を相互に助言し合う全員参加型のグループ討議を実施しました。相互の情報交換を含めて熱心な討議が展開されました。

大隅ごぼう団地の新ごぼう出発式が開催&昨年以上の面積,出荷量見込み

12月9日に令和3年産大隅ごぼう団地新ごぼう出発式が経済連大隅野菜事業所で開催されました。本年は播種後の高温乾燥による蒔き直しや生育初期の低温などで生育の遅れが見られましたが,11月以降の好天で生育は順調です。昨年,一昨年と台風被害等で新ごぼう栽培減反の意向が多かったですが,連携した推進で管内では生産者50戸(団地割合58.8%以下同じ),面積40.8ha(58.7%),出荷量316.3t(57.5%)を計画しており,収穫まで巡回指導を行います。

なんぐう地区ピーマン青年研究会による「わけもんの会」が開催される

12月9日にJA鹿児島きもつき根占支所会議室にて「わけもんの会」が開催され,青年ピーマン農家7名と農協1名,農政普及課2名の計10名が参加しました。研究会は県単スマート農業事業を活用して環境モニタリング装置等を導入し,今回の勉強会では,農政普及課から農家へモニタリング装置の活用方法の指導や吾平ピーマン農家のハウス内環境を参考に管理方法の助言を行いました。今後の単収向上につなげられるよう,農政普及課が中心となって支援していきます。

サツマイモ基腐病の防除対策研修会を開催

12月15~23日,市町,JA,農政普及課が連携して延べ2市3町9会場,288名が出席し,サツマイモ基腐病研修会が開催されました。農政普及課は次年度対策として,収穫後の耕うんや育苗ハウスの土壌消毒を呼びかけました。市町からは国の緊急支援事業の説明を行い,生産者からも多くの質疑が出されました。サツマイモ基腐病対策PTを中心に,次年度対策について検討を重ね,さつまいもの安定生産に寄与します。

サツマイモ基腐病対策を大隅地域で検討

12月21日,鹿屋市農業研修センターで,生産者,関係機関担当者等を参集し,大隅地域サツマイモ基腐病対策プロジェクト本部会議を開催しました。まず,令和3年度に取り組んだ実証ほ成績,水田を活用した健全種芋生産などについて検討した後,基腐病対策で成果が上がった,曽於地区4Hクラブの共同プロジェクト活動を紹介しました。また,次年度の活動については,特に蒸熱処理等による健全苗を確保し,農地交換等による健全農地への植付推進を重点的に取り組むこととしました。

スマート農業普及促進セミナーが開催される

12月21日,志布志文化会館にて生産者関係機関担当者約50名が参加し,県主催のスマート農業普及促進セミナー(施設園芸部門)が開催されました。県内のスマート農業の導入状況やJAそお鹿児島ピーマン専門部会の取組事例,全農の夢ファームの経営事例について学びました。また,東串良町の農家が「東串良町ピーマン環境制御研究会の取組」と題して現地事例を発表しました。今回の研修で得た知識や情報を地域のスマート農業(環境制御技術)の理解促進に活かしていきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2145

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