更新日:2021年4月2日
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JAそお鹿児島ピーマン部会は,ハウス内環境を最適化する「統合型環境制御による単収向上と省力化の両立」及び「各種データを活用した出荷予測精度の向上による有利販売」を目的に,スマート農業実証事業に昨年度より取り組んでいます。8月6日の講習会において,単収向上と省力化が図られた等の成果及び次年度計画について中間報告を行い,部会全体の理解促進が図られました。当センターは,今後本技術の効果的活用及び産地への波及を見据え,生産者全体への技術支援に取り組んでいきます。
8月20日,畑かん散水器具実演会を曽於市大隅町の大区画の畑地で開催し,農家や市町・JA等担当者80名が参加しました。散水による単収・品質向上の技術紹介に加え,大型散水器具のスマートレインなどによる様々な散水方法を実演しました。これまで課題であった噴射ホースの回収に有効な手段として,今回実演した動力式巻取機などに特に農家の注目が集まりました。今後は,秋作での実証・展示により,更なる水利用の拡大に取り組んでいく予定です。
8月20日,曽於地域スマート農業推進研修会を曽於市で開催し,農家リーダー等約80名が参加しました。ロボットトラクターの無人単独作業や既存トラクターとの1人2台協調作業による耕うん実演を行い,ロボットトラクターの理解促進を図った。当日は,参加者から価格と効率性等の質問が出され,ロボットトラクターの特性・精度について学ぶ良い機会となりました。今後はロボット化による作業の省力効果や作業上の留意点を実証で検証し,普及上の課題整理を行っていきます。
8月18日,志布志市銘茶研究会会員の農家及び関係機関が集まり,全国茶品評会に出品したお茶46点の求評会が行われました。外観・香気・滋味について,参加者が意見を交えながら評価を行いました。講評は「昨年よりも若い芽での摘採となり,より良い芽格となった。蒸し製玉緑茶については,外観の良いものが多くあった。」とし,さらなる品質向上,産地強化に向けて取り組むことを確認しました。今回の全国茶品評会で,志布志地区は,普通煎茶10kgの部で3等に2点入賞しました。
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