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更新日:2020年10月8日

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令和2年8月の現地農業情報(肝属地域)

新規就農者向け研修により農業簿記基礎を学ぶ!

8月6日に,新規就農者を主な対象として農業簿記基礎講座を開催し,16名が参加しました。研修では,複式簿記の意義や仕組み,年間の経理の流れをパソコンを使って研修しました。今後は,9月以降に毎月開催予定の定例記帳会を通じて,生産者自身で経営管理ができるよう引き続き支援していきます。

経営承継・法人化の留意点等を学ぶ

8月3日に,経営承継,法人化に関心がある青年農業者や認定農業者等を対象に研修会を開催しました。徳永税理士を講師として,経営承継では経営資産の贈与税対策等の説明,法人化では経営資産の引継時の留意点等の説明がなされました。それぞれの講義後に個別面談があり,特に経営承継ではこれから取り組むので支援して欲しいとの声が2戸からあり,今後適切に支援していきます。

茶の経営をつなげ「制度資金説明会」を開催!

8月5日に,肝属地域の全茶業生産者を対象として,茶経営に係る制度資金の説明会を開催し,関係者を含め52名が参加しました。近年の茶業情勢低迷に加え,本年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け,未曾有の低単価となり経営困難に陥っています。併せて,「高収益次期作支援交付金」等各般の施策も始まったことを踏まえ,次年産一番茶に向けた適正な財務運営による茶業経営の安定を目的として実施しました。今後も厳しい状況に対応した活動で支援していきます。

きゅうり個別面談会で適正な施肥設計を提案

8月21日に肝付町役場において,肝付町きゅうり個別販売農家を,8月24日~25日にJA鹿児島きもつき東串良支所において,東串良町園芸振興会きゅうり部員を対象に,土壌分析結果に基づくカウンセリングを実施しました。参加した生産者は,土づくりの重要性や我が家の土壌の状態の把握,塩基バランスの矯正,地力増進対策など熱心に聞き入り,本年度作への取組意欲が感じられました。

夏秋スプレーギク,10月出しのボリューム向上に向け日長処理を学ぶ

7月27日に,JAきもつき花き部会の現地検討会が開催されました。今年の需要期の盆出し栽培は,梅雨明けが遅れ,7月の日照時間が短かったことから,需要期に合わせた出荷やボリューム等が一部心配されたものの,おおむね順調な生育で推移し,堅調な販売につながりました。当日は,10月出荷栽培のボリューム向上のための日長処理について説明しました。農政普及課では,今後も4月~10月出荷栽培の良品生産技術について,引き続き支援していきます。

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:00994-52-2145

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