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更新日:2021年6月15日

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令和3年3月の現地農業情報(肝属地域)

ノウフクアワード2020にて社会福祉法人白鳩会(花の木ファーム)がグランプリ受賞

福連携の優良事例について表彰するノウフクアワード2020(第1回)において,南大隅町の花の木ファームがグランプリを受賞しました。今回の受賞は,大規模な農地で広域に事業を展開し,「来るもの拒まず」の精神で多様な障がい者を受け入れ,様々な就労の場を創出してきた取組が評価されたものです。農福連携に取り組む福祉事業者の先陣を切る存在であり,今後ともますますの発展が期待されます。

農業青年クラブのユニフォームを作成

属地区農業青年クラブ連絡協議会のユニフォームが2月に完成しました。今年度は,新型コロナウイルスの影響で主要行事の中止が続く中,クラブの一体感を高める活動がないか検討し,ユニフォームを作成することとなりました。デザインを統一し,各単協ごとに色分けしました。早速,単協のゴミ拾いボランティア活動にユニフォームを着て参加し,地域に農業青年クラブの存在をアピールしました。

集落営農法人の第9期総会が開催!新組合員が1名加入

2月28日,集落営農法人の(農)アグリサポート獅子目の第9期定期総会が開催され,関係機関を含め,14名が参加しました。今期は,受託面積の減少等の影響で売上が減少したため,当期純利益は610千円に減少しました。また,新組合員1名の加入が承認され,来期から7名体制となります。収益拡大と経営の合理化に向けた活動を強化するとともに,経営改善ロードマップ策定も計画されており,農政普及課でも関係機関と連携して支援を実施します。

令和3年産に向け,さつまいも研修会を開催

1~3月にかけて,各地区(1月15日錦江町,1月26日鹿屋市輝北,2月18日南大隅町,3月2日東串良町,3月10日鹿屋市吾平,3月16日肝付町)でさつまいもの育苗から本ぽにおける,基腐病対策の研修会を開催しました。農政普及課は,本病害の伝染経路を説明し,経路を遮断するような栽培管理が重要であることを農業者に理解してもらいました。当面は,育苗ハウス内での防除対策を講じ,健全苗の確保に努めます。

大隅地域サツマイモ基腐病対策プロジェクト本部会議が開催される

3月19日に大隅地域サツマイモ基腐病対策プロジェクト本部会議が開催されました。令和3年の基腐病対策実証ほ,令和2年のカウンセリングや土壌分析による発生要因分析,重点農家指導等について検討がなされました。また,新規に基腐病に登録がとれた農薬も紹介されました。現地では,さつまいもの植え付けも始まり,対策を講じながらの栽培が始まっています。

新たに指導農業士1名,青年農業士5名が認定

和2年度に,新たに指導農業士1名と青年農業士5名が認定され,3月12日と16日に大隅地域振興局で認定証を交付しました。指導農業士に認定された横原洋伸氏はブロイラー農家で,地域の若手ブロイラー農家の良き相談として,若手担い手農家育成に尽力しています。また,青年農業士に認定された前田彩花氏,増田剛氏,宮原正紀氏,上倉翔太氏,新原伸一氏は,施設野菜農家(イチゴ1名・ピーマン4名)で,地域を担う若手のリーダーとして,今後の活躍が期待されます。

農福連携でバレイショの労力補完を実験・実証

大隅町は,3月10日,「花之木農場」を運営する町内の社会福祉法人「白鳩会」と連携して,特産のバレイショ収穫,搬出・運搬作業での労力補完の実験・実証を佐多大泊地区で行いました。白鳩会から園生10名と支援員2名が参加し,園主から作業の進め方等の説明後,作業を開始しました。日頃から農場作業に従事していることもあり,作業はスムーズに進みました。園主からは,「大変助かった。特に,搬出・運搬作業に従事してもらったことが良かった。」と好評でした。

東串良町ピーマン環境制御研究会が中間検討会を実施

3月19日,東串良町ピーマン環境制御研究会の中間検討会が行われ,生育・収量状況や環境制御管理について意見交換を行った他,生育調査方法や目視による生育診断について研修しました。厳寒期収量(12~2月)の6,500kg/10a以上を目指しており,部会員11名中4名がクリア(最高7,300kg)しました。炭酸ガスは価格状況を考慮しながら施用を続け,残り2か月,病害虫の発生や草勢低下に気をつけながら18~20t/10aを目標に取り組んでいきます。

小学校でお茶の入れ方教室を開催!

3月19日,垂水小学校の児童80名に対し,茶生産者を講師に迎え,おいしいお茶の入れ方教室を開催しました。お茶にまつわるクイズなどを交えながら授業を進め,講師に教わった方法で入れたお茶を飲んだ児童たちからは,「普段,家で飲んでいるお茶よりも甘みがあっておいしい」との感想が聞かれました。最後に,児童たちへ家でも家族と急須で入れたお茶を飲んでほしいという願いを込め,急須と茶葉が贈られました。

スワルスキーの早期放飼とタバコカスミカメの活用により,害虫密度抑制効果の長期安定へ

設ピーマンでは,天敵「スワルスキーカブリダニ」を主体としたIPMによる害虫防除が行われています。従来は本天敵を11月中旬以降に放飼していましたが,増殖が鈍く,秋口にホコリダニ類等の害虫被害を受けることがしばしばありました。そこで,定植約3週間後に放飼する実証試験を実施した結果,本天敵の早期定着及び増殖が認められました。さらに,土着天敵「タバコカスミカメ」の併用により害虫密度抑制効果の長期安定が図られました。今後は,当成果を講習会等で紹介する計画です。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2145

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