更新日:2022年1月4日
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11月2日,「スマート農業加速化実証プロジェクト」成果波及のため,環境制御機器研修会を開催しました。研修ではまず,プロジェクトにより12%増収し,増収・省力化による所得向上が図られた成果を報告しました。さらに,機器メーカーの担当者を招いて環境制御機器導入に伴う温湿度や水管理の要点について具体的数値を用いた講習も行いました。研修会後,定期的な情報交換や実証試験を目的とした研究会を発足することが決定し,当センターでも研究会活動を支援を行っていく予定です。
11月19日,曽於中央家畜市場において,第2回べぶ講座を開催し,若手生産者45名,関係者39名が出席しました。「飼養管理技術・方法を考える」をテーマに,「求められる子牛づくり(経済連:内山氏)」で子牛の育成が肉質にまで影響することや「飼養管理にICTを!(志布志市企業)」では畜産分野におけるICT技術の展望などについて研修し,今後の飼養管理技術の工夫を考えるきっかけとなりました。今後も若手生産者の増頭意欲を支援する計画です。
11月24日,園芸振興協議会曽於支部技術部会において,サツマイモ基腐病拡大に伴う代替品目の検討を行いました。露地野菜を中心に,労働時間や収益性,導入の際に必要な機械や施設装備等に加え,現在の販売状況や市場性を考慮した検討を行いました。有望品目としてゴボウとガボチャ,可能性のある品目として加工用バレイショや根深ネギなどが候補となりました。今後は関係機関と連携し,各品目の課題整理を行った上で,地域として統一した代替品目の提案を行っていきます。
10月22日,志布志市で「志布志茶オンライン内覧会」が開催されました。市農政関係者を中心に,生産者,市観光特産品協会及び市東京駐在所などが協力し,発信力を持つ個人やマスコミなどを対象として志布志茶のPRを行いました。当日は,オンライン会議室を用い,産地の特徴,生産者インタビュー,美味しいお茶の入れ方及びお茶を使った料理などを紹介しました。今後とも関係機関が連携し,将来的に「稼ぐ地域を創る」ことを目的に活動を強化していくこととしています。
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