更新日:2021年9月8日
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あおぞら農協いちご部会の令和2年度出荷実績については,生産者や栽培面積の増加に加え,定植後の順調な生育及び連続出蕾により年内から連続して出荷でき,特に年明け以降の収穫量が増加したことで,出荷数量469t(前年比112%),販売金額535,386千円(同比107%)と前年度を大幅に上回る結果となりました。次年度は環境制御装置を整備し,収量・品質向上に努めていきます。
6月17日,JAそおピーマン部会は,実施しているスマート農業加速化実証プロジェクト生産実績を検討しました。環境制御装置を導入したことで,収量が低下する厳寒期(12月~3月)の月平均収量が実証農家6戸平均で約21%の増収となりました。また,全体収量も約12%向上し,環境制御装置の導入による経営改善が図られた。今後は,各種データの蓄積とピーマン部会への波及についての取組を支援していきます。
「志布志ピーマン」の令和2年度販売実績(10~5月)は,販売数量4,000t(前年比117%),販売額17億6千万円(同比108%)と大きく増加しました。気象条件に恵まれたことや,環境制御装置の有効活用により,平均単収が前年より約10%と増加したことが要因と考えられました。次年度以降,環境制御など新技術の普及を図るとともに,若手生産者の単収向上への支援をすすめ,産地全体の振興を図っていきます。
6月21日,大崎町キャベツ出荷組合は,令和3年度産加工・業務用キャベツの品種選定について,関係機関を含めて検討を行いました。当該組合は,良品質のキャベツを安定して契約出荷することを求められているため,品種の選定を重要視しています。農業開発総合センターの作型別適品種試験結果や当センターの品種現地試験結果をもとに,優良品種の選定を行いました。今後,当センターは組合員の選択した品種に応じて栽培支援を行っていきます。
6月2日,大崎町種子生産組合の現地検討会が開催されました。当該組合は,生産面積約25haで4品種の種子を生産しており,県内の早期水稲栽培面積約4,400haの必要種子量の約57%(約100t)を生産しています。当センターは,種子生産の注意点や今後の栽培管理の指導及び生育状況等を説明しました。生育初期の悪天候の影響が心配されましたが,現在は順調な生育であり,今後の管理を的確に行い,契約数量達成と良質種子生産に向けて取り組むことを再確認しました。
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