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更新日:2023年10月23日

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令和5年9月の現地農業情報(曽於地域)

令和5年産マンゴー・パッションフルーツの販売状況

JAそお鹿児島果樹部会のマンゴーとパッションフルーツの販売が終了しました。マンゴーの販売実績は,出荷量30.4t(計画比97%),販売額83,206千円,単価2,734円/kg(対前年比101%)でした。単収が2t/10aを下回りましたが,好調な販売でした。パッションフルーツの販売実績は,出荷量47.2t(計画比100%),販売額64,516千円単価は,1,368円/kg(対前年比108%)と,過去最高の単価でした。
 農業普及課では来年産に向け,引き続き支援を行っていきます。

大隅茶業の発展に向けて!曽於・肝属茶業青年合同研修会を開催

9月15日,曽於・肝属地区茶業青年の合同研修会を曽於市で開催し,青年や関係機関25人が参加しました。現地研修では,玉露生産に取り組む本村雄太氏(曽於市)の茶園を見学し,自然仕立て等について学びました。室内研修では,又木健文氏(曽於市)が「キッチンカーによる曽於茶の普及」,茶生産協会会長の坂元修一郎氏(志布志市)が「茶業の変化と10年後の為に」と題して,講演を行いました。
 研修を通して青年同士の交流が図られ,今後の茶業を考える良い機会となりました。

 大隅茶業の発展に向けて!曽於・肝属茶業青年合同研修会を開催

今年度の出品茶審査結果及び今後の活動方針について

鹿児島県及び全国茶品評会における曽於地区の出品茶審査結果は,普通煎茶,深蒸し煎茶,玉露,かぶせ茶の4茶種で20点入賞という前年度並の成績でした。曽於市及び志布志市の銘茶研究会では,今年度の反省と評価を行い,来年度の出品に向けて,品質の向上や取組体制の改善点を協議しています。また,近年の茶販売価格の低迷によって,出品茶に取り組む生産者が年々減少しているため,今後の出品茶の取組方針について,生産者と関係機関で相互検討を進めることとしています。

畑かんの「見せる展示ほ」を20か所設置

曽於地域畑地かんがい営農推進本部では,畑かん営農の理解促進と水利用推進のため,畑かんマイスターのほ場を中心に「見せる展示ほ」を設置しています。令和5年度の春作では,適度な降雨があり,展示ほの設置ができなかったため,秋作で集中的に設置しているところです。現在,20か所の展示ほを設置しており,各ほ場には「畑かんの水を利用しています(畑かん営農推進本部)」の旗を立ててPRしています。今後さらに設置ほ場数を増やし,畑かん利用の推進を行っていきます。

極短穂型WCS用稲「つきすずか」の栽培実証結果まとまる!

自給飼料の増産に関する取組として,牛が消化しやすい茎葉の割合やサイレージ発酵に必要な糖含量が高い極短穂型WCS用稲「つきすずか」と従来型WCS用稲「モグモグあおば」の比較栽培実証(定植:5月9日,収量調査:9月4日)を行いました。「つきすずか」は,「モグモグあおば」と比べて穂の長さが半分,籾数が10分の1で,茎の本数が1.6倍,10a当たり乾物収量が1.3倍と期待した結果が得られました。今後,成分分析と牛の嗜好性を確認の上,本品種の普及を検討する予定です。

畜産先進地研修in熊本

9月11~12日に熊本県におけるエコフィードやWCS用稲栽培における耕畜連携の取組の事例調査を行いました。八代市にあるWCS用稲のコントラクターでは,150㏊の水田をほ場管理システム「アグリノート」を活用してマップ化し,従業員間での作業確認等を効率的に行っていました。
 増頭に伴い飼料作物作付面積が増えている管内の生産者にもメリットがあると考えられたことから,11月の肉用牛生産者研修会で「アグリノート」の活用事例等について情報提供を行う予定です。

曽於地区から県共進会出品牛が決定!

9月15日,曽於中央家畜市場で,曽於地区秋季畜産共進会が開催され,各市町から選抜された88頭の牛が3部門で発育を競いました。審査講評では,全体的に月齢に応じた発育で体積感のある牛が多く,地域を支える優良雌牛であるとの評価を受けました。県畜産共進会には,3部門で12頭の出品牛で臨むこととなりました。
 畑かんセンターでは,引き続き関係機関と連携し,生産性向上に向けた支援を行っていきます。

「サツマイモ基腐病」新品種と防除体系について現地検討会を開催

9月11日,サツマイモ基腐病対策技術について曽於市内で現地検討会を開催し,関係機関や展示ほを担当する農業者など24人が参加しました。基腐病に抵抗性のある新品種「みちしずく」,「べにひなた」の生育状況や新たな適用農薬を利用した防除体系について,試験設計や生育経過を共有しました。
 検討会では,新品種の用途や出荷先のほか,他地域での栽培事例や経営における品種構成などについて,活発に意見交換が行われ,新たな情報等を得る機会となりました。

経営分析検討会を開催

8月2日,9月7日にJAそおで,JAそお鹿児島農家支援センターと連携し,ピーマン農家2戸を対象に,経営分析検討会を開催しました。は検討会では,JAの営農指導員も加わり,令和4年の経営及び技術両面からの分析結果をもとに,次作への改善等を検討しました。また,借入資金の返済やライフプランを踏まえた教育資金の必要性等も提案することで,経営の目標も明確になり,単収向上の重要性を理解してもらうことができました。引き続き,JA等と連携し,農家への経営支援を行っていきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター

電話番号:099-482-1736

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