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更新日:2023年4月14日

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令和5年3月の現地農業情報(肝属地域)

クラウド型牛群管理システムの利用促進に向けて学ぶ

2月28日に,肝付町スマート畜産推進部会とクラウド型牛群管理システムの研修会を開催しました。10人の出席があり,メーカーによるシステムの特性,操作方法及び最新機能について説明を受けて理解を深めました。その後は,各会員のシステムの利用事例に関する相互検討を行いました。独自のリストを作成して改善対象牛等の「見える化」や,農作業日誌としての活用,家族との情報共有等の事例紹介があり,利用の幅を広げる機会となりました。今後も同部会と連携して,システムの利用促進を支援していきます。

鹿児島県育成新品種「しまあかり」大規模実証ほで課題を検討

3月20日に,南大隅町根占地区において,ばれいしょ「しまあかり」大規模実証ほ現地検討会が開催され,ばれいしょ部会役員6人,経済連,JA,役場等が参加した。「しまあかり」はジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有しており,ほ場で現物を見たことで,役員の品種転換への重要性についての理解が深まりました。また,広く普及させる課題等についても,積極的に意見が出ました。新品種の普及を含め,ばれいしょ産地振興のため,今後も支援していきます。

新ごぼうの出荷状況と春・夏サラダごぼうの生産状況

3月9日時点での大隅ごぼう団地産新ごぼうの出荷状況は,出荷量144.3t,販売金額86,601千円,単価600円/kgとなっております。台風被害もあり栽培面積は46.4ha(計画比68%)であり,4月上旬までに200t程度の出荷が見込まれます。春サラダごぼうは栽培面積が15.6ha(前年比87%)で,生育は順調です。夏サラダごぼうは現在播種が行われていますが,現時点で44haで,最終的には昨年並みの55haとなることが見込まれます。

サツマイモ基腐病を抵抗性品種で打破へ!

2月28日,錦江町で,さつまいも生産者,関係機関37名が一堂に会し,錦江町さつまいも振興会総会が開催されました。総会前には,農政普及課が基腐病の防除対策研修会を行い,育苗管理のポイント,新規登録農薬を情報提供しました。総会では,さつまいもの需給がひっ迫しているため,焼酎メーカー,加工業者のニーズにあった抵抗性品種を作付けて,所得向上を目指すことになりました。農政普及課は,引き続き,展示実証ほ設置など防除対策を支援していきます。

サツマイモ基腐病対策でドローン散布に期待

3月1日,鹿屋市JA横山選果場で旧鹿屋市の若手さつまいも農家5人と関係機関が出席し,新規登録農薬の情報提供,栽培上での意見交換が行われました。新規登録農薬は,ドローンでの高濃度散布もできることから,ドローンを保有する農家は取り組みたいという意見もありました。散布したほ場で,今後定期的に現地検討会を開催していきます。

サツマイモ基腐病対策研修会で会員の士気が上がる!

3月1日,鹿屋市吾平町鶴峰東地区ふれあいセンターで,「吾平町さつまいも栽培研究会」会員9名と関係機関が出席し,研修会が開催されました。研修会では,基腐病の防除対策研修もあり,農政普及課は育苗管理のポイント,新規登録農薬の情報提供を行いました。また,会員からは,育苗の温度管理など活発な意見交換が行われました。終了後は,「研究会員の作付面積は合計すると100haを越えることから,基腐病を克服した時には研究会で2億円の売上げを目指して頑張ろう」と士気が上がりました。

肝付町におけるスマート農業の取組を紹介!

2月14日,肝付町において関係機関併せて約20人が参加し,スマート農業検討会が開催されました。当日は環境制御によるピーマン養液栽培実証の取組と,IoTを利用したさつまいもの栽培実証について,現地視察も含め,これまでの実証結果を検討しました。肝属地域はピーマンの大産地であること,サツマイモ基腐病をいち早く解決する必要があることから,今回見つかった課題や得られた見識を活用し,引き続き,関係機関と連携し両取組を支援していきます。

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:099-452-2146

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