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更新日:2022年5月27日

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令和4年4月の現地農業情報(肝属地区)

基腐病対策で,定植時の苗消毒と発病初期の防除について研修会を開催

4月19日,垂水市大野地区公民館で基腐病対策研修会が開催され,生産者12名がサツマイモ基腐病対策について学びました。同地区では,昨年12月に育苗ハウスの土壌消毒方法,2月にバイオ苗の育苗管理についての研修会を開催してきましたが,今回は農政普及課から,定植時の苗消毒と発病初期の防除について説明しました。出席者からは多くの質問があり,基腐病対策の関心の高さがうかがえました。次回は6月に発病株の抜き取りなどの現地検討会を開催する計画です。

基腐病対策についてタスクフォースチームで検討!

4月20日,大隅地域サツマイモ基腐病対策PTの担当者会が開催され,令和4年度の活動計画と「健全苗と健全ほ場の確保」について議論しました。室内検討会終了後,バイオ苗を大量に増殖している育苗ハウスで検討を行い,「健全苗の確保」技術への理解を高めました。今後は各市町の技連会において具体的な取組を展開していくこととしていますが,推進方策については再度検討する必要があることから,今後も引き続き,担当者会を定期的に開催していきます。

なんぐう地区のばれいしょが収穫最盛期を迎える

なんぐう地区のばれいしょ収穫は,南部の佐多が2月上旬から始まり,4月に入って全域で最盛期を迎えています。本年は植付け期からの低温により,初期生育が遅れ,計画より収穫が遅れていますが,疫病の発生が少なく,茎葉が健全であり,収量は多く,いもも大玉傾向です。販売単価も2Lサイズで250円/kg前後と例年より高く,農家所得の向上が期待されており,次年度以降の生産者の意欲向上につながることが期待されます。

畑かん推進地区の下堀地区でかん水実演会が開催される

4月20日,鹿屋市下堀地区で畑かん営農への理解促進,水利用技術の啓発・普及を図るため,散水器具実演会が開催され,25名の参加がありました。現地ほ場では,走行式散水(ロールカー),噴射ホース(スミレイン),レインガン,定流量自動停止弁,ストレーナ,液肥購入機の散水器具のそれぞれの特徴について説明があり,併せて推進本部により散水の実演が行われました。導入前にお試し散水を希望する農家もおり,今後のかん水器具導入の参考になったようです。

畑かん実証ほ看板ロールカー散水

春サラダごぼうは4月下旬から出荷予定!

肝属管内の春サラダごぼうは,昨年の高値推移やさつまいもの代替品目としての導入等もあり,25戸で11.95ha(3.54ha増)が作付けされ,収量176.8t,販売額94,058千円を計画しています。12月の播種以降は低温で推移し,発芽率は80%程度で生育はやや遅れ気味でありましたが,4月以降の高温や適度な降雨により,生育は順調です。4月下旬に,2戸が掘取りを開始し,5月中下旬が収穫の最盛期となるため,今後も肥培管理の徹底を行います。

種苗法改正の内容と「今できる」基腐病対策について研修会を開催

4月20日,東串良町役場会議室で改正種苗法の研修会が開催され,生産者11名が出席しました。同法改正の内容については生産者へ周知の徹底が必要であり,町の担当者から許諾が必要であること,許諾申請の際には役場が支援すること等の説明がありました。農政普及課は,育苗ハウス・本ぽでのサツマイモ基腐病の特徴,今できる防除対策,水田を活用した「種いも栽培」による健全苗の確保について説明し,出席者からは排水対策の方法等の質問がありました。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2145

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