更新日:2024年8月23日
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7月3日にJA鹿児島いずみ江内研修館で,第1回果樹部門就農トレーナー研修が開催され34名が出席しました。基本技術研修後,労働力確保の取組について,指導農業士や出席者,県農業農村振興協会,阿久根市の取組事例について紹介し,労働力を確保する上での手法や課題点について,情報交換や質疑応答が活発に行われました。現地研修では,ヒリュウ台無加温大将季についての着果状況や発芽状況,露地大将季の摘果状況について研修しました。
7月12日,出水市鶴丸会館で新規就農者励ましの会を指導農業士会と共催で開催し,新規就農者12名,青年農業者16名,指導農業士等13名,関係機関・団体,振興局を含め73名が出席しました。会では新規就農者の自己紹介後,指導農業士から支援体制の紹介や,4Hクラブから活動PRとクラブへの勧誘等があり,厳しい農業情勢が続く中で多くの新規就農者を迎えられたことを皆で喜び祝いました。農政普及課では今後も関係機関・団体と連携しながら新規就農者の定着を支援していきます。
7月16日,JA鹿児島いずみ本所で,JA鹿児島いずみ豆類部会の令和5年度総会と生産販売反省会が開催され,部会員,市場関係者など約150名が出席しました。3月の降雨の影響もありましたが,豆類全体では,面積38.1ha(対前年比97%),共販量349t(同106%),共販額301百万円(同103%)と前年を上回りました。反省会では,品目毎の課題と対策の検討を行った後,県農業開発総合センターから県育成品種「はるのそら」の特性の説明がありました。農政普及課では,今後も単収・品質向上に向け支援していきます。
令和5年度産JA鹿児島いずみ赤土バレイショの出荷実績は,面積520ha(対前年比100%),数量11,706t(同102%)金額2,095百万円(同106%)となりました。作型別では,早春(抑制)作は植付後の気象も良く大玉,増収傾向となりました。一方,春作の生育初期はおおむね順調で早場地帯は大玉傾向でしたが,3月3日の降霜,4月の長雨等による疫病の発生等により中間,遅場地帯では玉肥大に影響が出ました。農政普及課では,今後も安定生産に向けて関係機関・団体と連携を図っていきます。
7月12日に,出水市鶴丸会館にて出水地区青年農業者会議が開催されました。5名の農業青年のうち,2名がばれいしょと茶に関するプロジェクト発表,3名が意見発表を行い,指導農業士による講評を受けました。その後,研修会では「労働力確保対策について」をテーマに,県農業開発総合センターの専門指導員から,労働力募集アプリの活用について講話がありました。青年農業者にとって,将来の健全な農業経営を目指すための有意義な会議となりました。
7月9日に阿久根市のABCパレスにて,令和5年度産いちご部会の生産販売反省会及び総会が開催され,部会員23名の出席がありました。令和5年度産の実績は,数量:111.1t,販売金額:152,930千円,単価:1,337円/kg,部会の平均単収は3,296kg/10aでした。また,今年度の栽培管理の課題として,2月と4月に多発した灰色かび病対策と2月以降の花数減少の原因究明が挙がりました。農政普及課ではこれからも単収向上支援を続けていきます。
7月11日にJA鹿児島いずみで,令和5年産甘夏類販売反省会が開催され,甘夏専門部会員98名が出席しました。令和5年産の出荷量は3,961t,出荷額は8億円となり,出荷は拡大傾向であるがヘタ枯れの発生が問題視されています。ヘタ枯れについて,県農業開発総合センター専門指導員から説明があり,生産者間で活発に意見交換されていました。市場関係者によると,甘夏類は需要に対して供給が不足しているとのことです。農政普及課では,さらなる出荷拡大に向けたヘタ枯れの軽減対策に取り組んでいきます。
7月22日に東干拓ライスセンター事務所で,東干拓営農研究会総会及び研修会が開催され,会員8名,関係機関5名が出席しました。当研究会は,昨年度までコロナ禍により一部の活動を自粛していましたが,今年度は充実した活動計画となっており,活気が戻ってきました。総会終了後に研修会を行い,農政普及課から水稲の展示実証ほについて紹介しました。今後もスマート農業の研修会や,視察研修も計画されているため,農政普及課としても研究会が充実した活動となるよう支援していきます。
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