更新日:2023年11月7日
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さつま町茶生産協会は,10月8,9日にさつま町で開催された少年ラグビー国体会場にて,選手や来場者に「さつま茶」を振る舞いました。会場があるさつま町虎居地区にちなんで「虎居でトライ!」と銘打った地元食材を用いたお菓子の振る舞いも同時に行われました。当日はあいにくの天気で寒かったこともあり,温かく淹れた「さつま茶」が大好評でした。2日間で約1,500杯を飲んでもらい,人と人をつなぐお茶の大切さを改めて実感できました。今後も,農政普及課は茶の販路拡大を支援します。
8月末から9月末に,普通期水稲採種地となっているさつま町中津川で種子用稲のほ場審査を5回実施しました。採種生産組合の役員や,町,JA,経済連,農政普及課,農産園芸課,農開センターの職員が,のべ114名参加しました。ほ場審査では,稲の生育や病害虫の発生状況を確認しつつ,優良種子の生産に向けて栽培管理指導も行いました。今年度は,病害虫の被害が一部で見られたものの,生育は良好でした。種子は発芽率など生産物審査を受けて,一般の水稲農家に供給されます。
さつま町の地域計画モデル地区である柊野区で,9月26日に地域農業の将来を話し合う「柊野区の農業を考える会」が開催されました。水田農業を支える認定農業者から「分散している農地をまとまって作付けすれば当面は担っていける」などの意見が出され,10年先15年先を考えた話し合いを継続していくこととなりました。支援機関で構成する柊野区水田営農協議会では,話し合いの結果を踏まえ方向性を検討しながら支援を継続していきます。