現地農業情報（さつま地域）令和７年２月

令和6年度ニューファーマー営農塾閉講式をを開催

1月29日，川薩地区指導農業士会主催による令和6年度ニューファーマー営農塾閉講式がさつま庁舎で開催され，指導農業士12名，新規就農者3名，青年農業者14名，関係者27名の合計56名が出席しました。各部門別研修の報告の後，6部門に分かれて分科会を実施し，新規就農者や青年農業者の活動に対して指導農業士よりアドバイスを受けて，お互いに熱心に議論していました。
農政普及課では，指導農業士会と連携して今後も新規就農者及び青年農業者の課題解決能力の向上支援を目指します。

肉用牛繁殖農家を対象に「肉用牛飼養管理技術向上研修会」を開催

肉用牛振興協議会川薩支部は，2月17日に薩摩中央家畜市場で肉用牛飼養管理技術向上研修会を開催し，生産者など約150人が参加しました。研修会では地域の肉用牛基盤の推移と子牛管理，肉用牛経営管理の要点と今後の展望，飼料作物実証ほ結果について講演があり，現状分析に基づいた方策や生産事例等の説明に生産者は熱心に聴講していました。農政普及課では関係機関と連携し，今後も肉用牛経営基盤の維持と飼養管理や飼料作物の栽培技術向上を支援していきます。

 

新ロゴデザインで新たなスタート！さつまファームレディ倶楽部

令和4年に20周年を迎えたさつまファームレディ倶楽部は，令和6年度事業で，さつま町の若手女性農業者に，組織をイメージする新たなロゴデザインを依頼し，組織ポロシャツを一新しました。胸マークには3人の女性が手をつなぎ，絆をイメージしたロゴマーク，背後には茶や米，タケノコなど川薩地域の農林畜産物をちりばめ，生産者をアピールするデザインに仕上がりMした。令和7年1月30日にさつま庁舎で総会を行い，新役員の下，新たな組織ポロシャツで7年度をスタートしました。

川薩の若手女性農業者交流3回目，少しずつスキルアップ中

若手女性農業者の交流を継続する中，繁殖用肉用牛経営の一人が「畜産の見通しを聞きたい！」と要望し，2月3日，畜産，茶，施設園芸の女性農業者4人が集まりました。畜産担当から子牛セリ状況や経営シミュレーションなど情報提供し，経費を把握するよう促しました。また，若手女性は施策情報を得る機会が少ないと感じられ，農地貸借や地域計画など国施策等を紹介しました。今後も多様な情報を得る場面を増やしていきます。ほかに気象変動の影響や獣害対策など幅広な意見交換となりました。

さつま町認定農業者，女性農業者事例研修でパワーアップ！

1月27日，さつま町認定農業者の会は女性会員16名参加の下，出水市で活動事例研修を行いました。果樹苗木経営の女性農業者が営む「カラタチの駅」で，キャンプ場の山小屋やミカン狩り体験などグリーン・ツーリズムの活動について説明を受けました。また，古希を超え「これからミカン園経営を始める。」と元気良く話す事例紹介者に，参加者は「元気をいただいた。自分も頑張りたい。」と驚き感心していました。今後も町と連携し，生産者の経営意欲が高まるよう支援します。

 

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