更新日:2024年7月10日
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5月23日にさつま町茶生産協会,5月27日に薩摩川内市茶業振興会の役員がそれぞれの市町やJA,県機関を巡回して新茶の贈呈式を行いました。新茶は各会会員が提供した一番茶を仕上げたもので,役員自ら首長や組長に呈茶を行い,香り高くうまみのあるお茶を味わってもらいながら,本年産一番茶の生産状況や茶の情勢などを共有しました。リーフ茶の消費は伸び悩んでいますが,両会では今後も様々なイベントでお茶のPRをしていく予定で,農政普及課も活動支援を継続していきます。
6月11日,さつま町水田において関係者約20名が集まり,ザルビオの衛星データをもとにした地力マップを利用した,可変施肥田植えを行いました。ザルビオとは,AIが学習した過去の栽培データや衛星からのほ場解析データ等をもとに,生育予測や病害発生予測を行う,スマート農業システムであり,水管理や追肥,防除,収穫の適期を通知・提案も行うことができ,可変施肥や適期管理によって収量向上が期待されます。農政普及課では,今後,生育調査や現地研修会を進めていきます。
6月5日にさつまキンカン若手の会が行われ,生産者や関係機関等10名が参加しました。現地では各生産者が開花や病害虫防除状況などを報告し,意見交換を行いました。さつま町駐在での室内検討では農政普及課が経営分析,診断の基本的な考え方を説明しました。農政普及課では,今後もキンカン若手生産者の要望を聞きながら,支援を続けていきます。
5月31日に,薩摩中央高校でIPMの出前授業を行いました。3年生の野菜班の生徒4名を対象に,IPMの概論,さつま町のIPM等の取組についての講話と天敵温存植物の挿し芽の実習を行いました。2学期には,高校生による天敵温存植物の苗生産やトマト農家におけるIPMの取組などの現地見学も実施予定で,農政普及課としては,今後も,さつま町と連携し支援していきます。
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