更新日:2024年11月5日
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9月25日にさつま町のマンゴー生産者6名と関係機関3名が参加し,指宿,日置地域のマンゴーハウスを視察しました。現地では,ターム水溶剤やヒートポンプの活用など安定生産に向けた取組を研修しました。生産者同士で活発に意見交換ができ,有意義な研修となりました。農政普及課では今後も関係機関と連携し,マンゴーの安定生産に向けて支援します。
8月から9月にかけて,普通期水稲採種地であるさつま町中津川で種子用稲のほ場審査を5回実施しました。採種生産組合,町,JA,経済連,農政普及課,農産園芸課,農開センターの職員のべ117名参加しました。今年度は新品種「あきの舞」も含め8品種を生産しており,ほ場審査では,稲の生育や病害虫の発生状況の確認や栽培管理指導も行いました。一部,雑草害や病害虫被害がみられたが生育はおおむね良好でした。今後は収穫した種子の発芽率など生産物審査を進めます。
10月9日,さつま町及び薩摩川内市の3ほ場において,生産者12名,関係者6名参加のもと,定植後の現地検討会を開催し,今後のいちご栽培管理について学びました。本年度は育苗期から定植後まで異常な高温で推移し,花芽分化の遅れや定植後の病虫害の発生が多かったです。今後もしばらく高温傾向が続くと予想される中,活着促進と2番花が連続着花となるような栽培管理を指導しました。農政普及課では気象の年次変動が大きくなる中,関係機関と連携しながら,生育や栽培環境に応じて臨機応変に指導していきます。