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更新日:2022年8月19日

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現地農業情報(川内地域)7月

らっきょうの出荷終了~次作に向けて種球管理講習会を実施~

令和4年6月30日にらっきょう種球管理講習会が生産者36名,関係者6名の参加のもと開催されました。令和3年産の出荷実績は1億9700万円,354t(@503/kg)(前年産:1億4900万円,293t)でした。令和4年6月10日以降は競合産地の鳥取産の供給量が多くなった影響で低単価での推移となりました。講習会ではネダニの防除,乾腐病の防除の注意点の説明を行いました。また,種球保管時の腐敗防止の取り組みが実施できているかの自己診断を実施しました。

 

写真1

サツマイモ基腐病の総合的な対策を徹底

薩摩川内市では,薩摩川内市甘しょ生産組合(会員11名)を対象にサツマイモ基腐病の対策を支援しており,毎月,担当者会や栽培講習会を開催しています。令和4年7月15日,甑島里会場では基腐病対策の講習会開催後,栽培者全員のほ場を巡回し生育状況や今後の対策について検討しました。また,令和4年7月26日,田海町に設置している展示ほで現地検討と併せて栽培講習会を開催しました。排水対策,薬剤の種類別のローテーション散布による予防的な対策等,総合的な対策が徹底されています。

さつまいも基腐れ

合同稲作研修会で広域な情報交換

令和4年7月25日,川薩地域稲作研究会,薩摩川内市加工用米研究会,ニューファーマー営農塾作物部門研修会を薩摩川内市,さつま町合同で開催し35名が参加しました。実証ほでの現地研修に続き室内研修で雑草防除体系,堆肥活用による生産コストの低減,スマート農業等について相互検討しました。現在,米の販売価格の下落や肥料高騰等稲作を取り巻く情勢は厳しいため,今後も継続して,関係機関と連携し稲作生産組織の活動を支援していく計画です。

稲作研究会

今年もおいしいぶどうができました(ぶどう鋏入れ式)

令和4年7月18日に生産者や関係機関・団体など約40名が参加し,薩摩川内市ぶどう部会鋏入れ式が開催されました。式では園主や来賓等によるテープカットや鋏入れがあり,主要品種の試食も行われました。薩摩川内市では44名の農家が約18haで巨峰やシャインマスカットを栽培しており,9月中旬まで200tの生産量を見込んでいます。シャインマスカットの需要が増え新規栽培者が増加しているので,農政普及課では今後も引き続き技術支援を行っていく計画です。

ぶどう挟み入れ式

地域のきんかん栽培を牽引する若手生産者グループ(GFT)

薩摩川内市内のきんかん若手生産者で組織するGFTグループ(9名)では,定期的に会員のハウスで現地検討を行っています。今回は,きんかんの着果状況を確認するため,会員のハウスを巡回して相互評価を行いました。巡回後は室内で毎年実施しているプロジェクトの設計を検討しました。令和4年は土壌水分量と着果率との関係と日焼け防止に被覆する資材の検討を計画しており,農政普及課では市,JAと連携して支援を行っていきます。

 

川薩地区の新規就農者の門出を祝う会を開催

令和4年7月8日,川薩地区指導農業士会主催の「新規就農者を励ます会及びニューファーマー営農塾開講式」が,新規就農者,農業青年,関係機関等約60名参加のもと,盛大に開催されました。今回の新規就農者は2法人を含む13名で,指導農業士から「地域を守る中核としての役割発揮を」,「作るだけではなく稼げる農業を実現して」等,激励を受けました。今後は,部門別のニューファーマー営農塾や基礎研修等を通じ,指導農業士や関係機関と連携し継続的な支援を行うこととしています。

励ます会1励ます会2

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

北薩地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0996-25-5533

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