更新日:2024年6月18日
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4月26日,薩摩中央家畜市場でさつま町春季畜産共進会が開催されました。若雌1・2区合計37頭の出品があり,各区での比較審査が行われ,5月に開催される川薩春季共進会への出品牛を決定しました。やや栄養度が高い牛や肢蹄が弱い牛が散見されましたが,全体的に発育良好で体積豊かな種牛性に優れた雌らしい牛が多く出品されました。農政普及課は引き続き,優良雌牛を保留し,生産基盤を維持・拡大すると同時に,商品性の高い子牛生産につなげられるよう関係機関一体となって取り組みます。
5月15,16日の2日間,薩摩中央家畜市場で子牛セリ市前研修会を開催しました。参加者約40名に対して,管内で自給飼料として利用が多いイタリアンライグラスとWCS用稲の特徴と給与時の注意点や利用方法について研修を行いました。また,農作業事故防止対策として,県内での死亡事故発生状況や事故原因,すぐできる事故防止に向けた取組について説明を行いました。農政普及課では,今後も自給粗飼料確保及び農作業事故防止に向け町内各地区で支援していきます。
5月8~9日の2日間,さつま町の水稲農家を対象とした育苗講習会が町内各地区で開催されました。農政普及課は17地区のうち5地区を担当し,「ヒノヒカリ」や「あきほなみ」などの普通期水稲について育苗管理方法や農薬の使用方法等の説明を行いました。参加者からは高密度播種法,箱施薬剤,除草剤等に関する質問があり,省力化や農薬の効果への関心が高いようでした。農政普及課では今後も関係機関と連携して,水稲の安定生産に向けた支援を行っていきます。
4月26日,JA北さつま本所で令和5年産キンカン販売反省会が開催され,生産者や関係機関等約30名が参加しました。販売実績は,数量90.3t,販売金額67,897千円,単価752円であり,販売金額は昨年並みでしたが,数量は小玉傾向となり前年を下回りました。農政普及課では,令和6年産の生産に向けて,引き続き関係機関と連携し,大玉果生産や単収向上に向けた技術支援を行っていきます。
茶青年組織「薩摩さみどり会」が,5月19日,さつま町のJA直売所ちくりん館で新茶PRを行いました。PR用として準備した新茶は,各会員が持ち寄った一番茶を用いて仕上げしたもので,主に水出し冷茶の試飲を行いましたが,うまみが強く来館者に好評で,まずまずの新茶販売となりました。会では昨年度から,PR用新茶をふるさと納税の返礼品としても活用しており,すでに今年の発注も頂いていたことから,発送作業も行いました。農政普及課は,今後も青年組織の販路拡大活動を支援していきます
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