更新日:2022年10月7日
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9月1,2日に定植前のいちごの現地研修会を開催し,農業者23名が参加しました。研修会では,花芽分化の条件と,定植時期の目安,定植後の栽培管理について説明をしました。また,それらを踏まえて,定植前の花芽検鏡についても説明し,後日花芽検鏡を行いました。花芽検鏡の結果としては,分化は平年より進んでいました。農政普及課では農協や市と連携して,花芽検鏡の結果や温暖化を踏まえた定植後の管理指導を行っていきます。
9月8日,果樹苗木生産技術研修会が開催され,室内研修では,優良産地の事例を参考に,チェックリストによる接ぎ木の時期や灌水状況の確認が行われました。その後の現地研修では,生産者のほ場を巡回し,台木,一年生苗,二年生苗の生育状況を確認しました。生産者と関係機関の間で,接ぎ木の位置や高温による生育への影響などについて検討しました。
鹿児島いずみ農協の研修施設であるアグリセンターの研修が8月に開講し,今年度は2人が研修中です。9月から来年5月まで毎月座学を計画しています。1回目は9月26日に,出水地域の野菜栽培の概況と気象災害の防止対策について講義しました。今後の研修内容は,就農後の栽培品目についての栽培技術,土壌肥料や病害虫の基礎,農薬の正しい使い方,就農計画作成の必要性,農業経営や農業簿記の基礎知識等です。スムーズな就農のために,関係機関・団体と連携して支援していきます。
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