更新日:2024年11月11日
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9月27日,出水市役所会議室でJICAが招待したグアテマラ政府地方行政官等視察を受け入れました。大統領府企画庁職員,市長3人を含む地方自治体職員の計13人に対し,経営技術課から女性農業者の支援を,農業大学校から生活研究グループの活動を説明し,県生活研究グループ会長で水稲の有機栽培と6次化活動に取組む出水市の澤田たみ子氏が活動事例紹介を行いました。また,現地で澤田氏の農産加工室と米の倉庫を見学し,参加者は女性農業者の活動状況に感銘を受けていました。
令和4年度から実証展示を行い,適応性を確認した,県育成品種のそらまめ「はるのそら」について,県園振協豆類部会では舞い上がれ「はるのそら」推進プロジェクトと位置づけ,試作推進を行いました。その結果,JAいずみ豆類部会のそらまめ農家140戸のうち,約5割の70戸が試作に取り組むこととなりました。播種は10月16日から始まり,農政普及課として,今後も栽培管理等を支援します。
9月25日,東干拓飛翔館及び現地で,東干拓営農研究会主催,農政普及課と株式会社クボタが共催のスマート農業研修会を開催し,水稲農家20人,関係機関・団体15人の計35人が参加しました。室内で最新のスマート農業について説明後,ロボットコンバインと最新型ドローンの実演会を行いました。無人で動くコンバインに参加者は興味津々で,最新のスマート農業を学ぶ非常に良い機会となりました。農政普及課は,今後も研修会等を通してスマート農業を推進します。
令和6年度(令和7年産)長島地区赤土ばれいしょ(早春作)の栽培が始まりました。植付は9月上旬から始まり,ピークが9月下旬から10月上旬,おおむね10月20日頃に終了しました。高温で崩芽揃いの悪さが懸念されましたが,植付後の適度な降雨により順調な生育となっています。JA鹿児島いずみ長島地区赤土バレイショ部会では,面積165ha,共販量3,890tを計画しており,農政普及課は関係機関・団体と連携して目標達成に向け,栽培管理を支援します。
10月16日,阿久根市役所で家族経営協定調印式が開催され,協定を締結した果樹の2家族を含む15人が出席しました。2家族はともに親子間での締結で,決意表明では,「少しでも市農業の発展に貢献できるよう頑張りたい」,「家族みんなで経営発展できるよう頑張りたい」等,力強い言葉が聞かれました。今年度の出水地域における締結数は,阿久根市・出水市・長島町でそれぞれ2件の計6件となりました。農政普及課では今後も関係機関と連携し,担い手の経営発展を支援します。
10月17日,長島町役場で経営改善個別検討会を実施し,野菜農家及び畜産農家,かごしま農業経営・就農支援センター派遣の農業経営スペシャリストを含む11人が出席しました。野菜農家は露地+施設野菜の品目別経営収支を基に施設の回転率改善について,畜産農家は経営継承における母牛等の引き継ぎ方法について助言を受けました。2農家は「とても分かりやすく勉強になった。すぐ対応したい」と好感触を得ていました。農政普及課では,支援チームと連携し,引き続き伴走支援します。
10月18日,JA鹿児島いずみ本所で秋季茶園管理講習会が開催され,茶業部会員5人を含む7人が出席しました。農政普及課から,部会員は兼業農家が多く,作業可能な日が限られているため,管理暦に沿った生育ステージ毎の防除ではなく,摘採からの経過日数で防除する方法を紹介しました。また,茶栽培において大きなリスクである霜害対策として,県農業開発総合センターがホームページで公表している耐凍性情報を活用した防霜方法を紹介しました。
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