更新日:2023年10月4日
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9月12日,北薩地区指導農業士会主催のニューファーマー営農塾茶部門研修会が開催され,指導農業士3名が参加して,管内の青年組織である薩摩さみどり会と一芯五葉会のほ場15カ所を巡回しました。青年は各ほ場で茶園の管理方法等を紹介し,それぞれの課題や今後の対応について指導農業士からアドバイスを受けました。また,チャノホソガ薬剤感受性や生葉冷却装置の実証について共に学びました。今後とも,農政普及課は茶業青年の資質向上に向けた支援を継続していきます。
9月14日に開催された県茶業青年の会茶品質向上共進会において,薩摩さみどり会の会員が1等1席を獲得しました。また,8月30日に開催された県茶審査競技会(闘茶会)でも同会のメンバー5名が見事団体優勝し,全国大会への出場を決めました。会では各自の研修茶園を定期的に巡回し,肥培管理や製造方法に関して意見交換を行うなど,会員の茶品質向上への意識が高く,今回は日頃の成果が発揮されました。今後とも,農政普及課は茶業青年の資質向上に向けた支援を継続していきます。
9月22日,さつま町の現地ほ場でサツマイモ基腐病対策の現地研修会を開催しました。11名が参加し,抵抗性品種「べにまさり」の収量調査結果や品種特性等について研修しました。また,基腐病発生ほ場で発生した場合の今後の対応方法について研修しました。近年,さつま町ではさつまいもの生産者,面積は増加傾向にあります。基腐病発生は今のところ軽微であるが,拡大を防ぐため,農政普及課では今後ともサツマイモ基腐病対策の周知徹底を進めていきます。
9月13・14日の二日間,薩摩中央家畜市場で子牛セリ前研修会を開催しました。今回は秋冬作の飼料作物「イタリアンライグラス」の栽培について研修しました。参加者50名に対し,10月から作付が始まるのを前に,気温との関係性や播種時期,品種特性などについて説明しました。また,最後には農作業事故防止対策として,県内の事故発生状況やすぐできる防止対策等について説明しました。農政普及課では今後も自給粗飼料確保及び農作業事故防止に向けた支援を行っていきます。
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