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更新日:2024年6月17日

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現地農業情報(出水地域)5月

障害福祉サービス事業所と連携した茶生産が本格始動

4月下旬から約3週間,出水市の茶生産者が障害福祉サービス事業所と連携して一番茶生産を行いました。茶生産では,新芽を遮光する被覆作業に最も労働力を要するため,年々人員確保に苦慮しており,昨秋の1日体験を経て,今回本格的な連携となりました。農家は「予想以上の作業速度・作業精度で大変助かった。今後もお願いしたい。」,施設利用者は「被覆作業は始めてだったが,しっかり作業できて自信になった。」など,お互いが好感触を得ることができました。

農福連携

 

さつまいもの定植が遅れ気味

現在,出水地域ではさつまいもの定植が進んでいますが,3月の低温で苗の伸長が悪く,また,3~4月の多雨により計画的な畝立てができませんでした。5月は降雨が少なかったものの,畝立てと苗の調達ができず,育苗~植付の作業が進まず,農家を悩ませています。一方,基腐病対策の畝内消毒や苗消毒は徹底されており,農政普及課では,関係機関・団体と共に発生状況を見極めながら,安定的な生産のために支援を続けていきます。

ミニトマト部会員へのカウンセリングで経営支援

5月16~27日にミニトマト部会31人に対し,鹿児島いずみ農協本所で個別カウンセリングを行いました。カウンセリングでは令和5年産の途中経過や春先の生育管理指導等と令和6年産に向けての施肥や作付け計画等を検討しました。高齢化や体調不良等による作付面積減少の把握や高温対策,所得向上のための夏作の実施等様々な課題・対策を検討しました。農政普及課では今後も関係機関・団体と連携し,ミニトマト農家の生産性向上や経営改善のため支援を継続していきます。

出水地区肉用牛作業受託組合が総会を開催

5月10日,出水地域肉用牛作業受託組合(ヘルパー組合)がJA鹿児島いずみ本所で総会を開催しました。同組合は会員17名,ヘルパー1名で構成され,結成から4年が経過しました。事業の実績と計画が承認された後,ヘルパーの給与増に伴う農家利用料金の増加,利用回数の調整,ヘルパー要員の確保対策など,農家主体で活発な意見交換がなされました。農政普及課では今後も当組合の健全な発展のため,農家に寄り添いながら,積極的に支援していきます。

出水地域肉用牛作業受託組合総会

農業青年クラブが共同プロジェクトのばれいしょを収穫

5月10日,長島町ファーマーズクラブが,県園芸振興協議会の委託を受け長島町鷹巣で栽培した,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種「しまあかり」の収穫を行いました。12月下旬植えで,2月,4月の天候不順のため収量は少なめで,対照区のニシユタカも同等でした。今後データをとりまとめ,出水地区青年農業者会議で共同プロジェクトとして発表します。農政普及課では,農業青年の営農知識習得と農業青年クラブの活性化のため,今後も支援していきます。

長島共同プロジェクトバレイショ収穫

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

北薩地域振興局農林水産部農政普及課出水市駐在

電話番号:0996-63-3115

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