更新日:2024年10月4日
ここから本文です。
8月8日,JAあいら本所でトマト部会の栽培検討会が開催され,部会員4人及び関係機関6人が出席しました。令和5年産の単価は,他産地の減収等で高値で推移した旨が報告されました。また,農政普及課からは,栽培管理の指導や天敵を活用した防除の収益性について情報提供しました。さらに,昨年産の栄養診断の時系列データを検討した結果,生育初期の樹勢制御が課題に挙げられ,肥培管理等による対処について検討されました。今後も,防除や温度管理を中心とする対策を支援します。
7月23日,アートホテル鹿児島でかごしま有機生産組合の秋冬作付け会議が開催され,組合の生産者を含め約70人が参加しました。各支部会から提出された要望・提案への回答や,新たな出荷規格及び価格の提示,気候変動への対処法など活発に意見交換しました。また,4つの分科会に分かれ,これまでの取組や今後の展望を検討しました。農政普及課では,引き続き有機栽培の技術向上等に向けた支援します。
7月30日,管内の果樹生産者及び関係機関19人が参加し,県農業開発総合センターを訪問して落葉果樹栽培技術研修会を開催しました。研修会では,ブドウ・ナシの試験ほ場の視察のほか,意見を交換しました。生産者からは,植物成長調整剤を活用したブドウの着色促進技術や,食味が良好で今後有望な品種の特性,ナシの着花安定対策等について積極的に意見が交換され,有意義な研修となりました。農政普及課では,今後も試験研究機関と連携し,生産技術向上に向けた活動を支援します。
農林技術協会の普通作部会では,LINEのオープンチャットを活用し,普及指導員や市町担当者,営農指導員による病害虫発生状況等を情報共有しています。今期は,特に水稲の海外飛来性害虫やカメムシ類の発生が多かったことから,防除適期を周知する情報共有に活用した機会が多くなりました。SNSを活用することで,被害状況や対応策などを迅速に農家へ情報を伝達できました。今後とも,関係機関及び団体と連携し,水稲の生産性向上に向けて活動を支援します。
8月23日,牧園農村活性化センターで,姶良地域生活研究グループが「学ぼう伝えよう講座」を開催し,会員及び消費者27人が参加しました。かぼちゃ,ごぼうなどの秋野菜を使った料理や,昨年度好評であった「姶❤和牛女子」のおすそわけレシピ「ローストビーフ」など,地元の野菜や肉を調理を実習しました。実習後,「私の教えたい作る推し料理」についてグループトークを行い,グループが活動してきた食の伝承や食育活動の意義について確認することができました。
8月21日,湧水町役場で,町長をはじめ関係機関10人参加のもと,夫婦間による家族経営協定締結調印式が開催されました。協定を締結した雲月農園は,有機農業と農産加工を営農しており,夫婦共同経営確立を目標に,営農の進め方や役割分担など協定に位置づけています。今後は,認定農業者に夫婦で共同申請する予定であり,引き続き関係機関と連携して,農業経営の確立と家族経営協定内容の実現に向けて支援します。
霧島市花卉振興会では,地域の花店や消費者と交流して,切り花の消費拡大につなげる「花をかざろうプロジェクト」活動を展開しています。7月6日,国分公民館で親子を対象にしたフラワーアレンジメント教室(花育)が実施されたほか,8月6~10日には,国分シビックセンターで管内生産者のオリエンタルユリ,ホオズキが展示されました。今後も霧島市花卉振興会の活動を通じて,管内生産者の切り花の消費拡大等につながる活動を支援します。
8月5日,園芸振興協議会姶良支部の地域営農類型(根深ねぎ等露地野菜+水稲)のモデル農家2戸(姶良市)と,JAねぎ部会長(湧水町)が根深ねぎ実証ほで,現地検討及び情報交換しました。実証ほを管理する農家は,長年湧水町のねぎ産地リーダーを担っており,技術面のみならず,収穫後の出荷調整作業や産地育成,後継者育成などのビジョンも含めた幅広い意見交換をしました。モデル農家からは,「今後もこのような現場での情報交流の場を設けて欲しい」との要望がありました。
8月1日,JAあいら生姜部会がほ場検討会を開催し,部会員及び関係機関16人が参加しました。検討会では,霧島市溝辺町付近のほ場10箇所を巡回し,検討しました。また,相互評価で技術の目揃いや基本事項を確認しました。当地域は,古くから生姜の産地で,生産者の高齢化が問題となっているが,1戸が新規就農したことで,部会に活気が戻りつつあります。今後も,産地の維持発展のため支援します。
8月16日,霧島市で根深ねぎを生産する若手生産者12人が,伊佐市の根深ねぎほ場を視察しました。生産者は,伊佐市駐在の担当者から説明を受け,畑ほ場と水田ほ場を見学しました。今年の高温乾燥の影響のため,視察したいずれのほ場も生育は芳しくない状況でした。また,伊佐地域は,1か月以上の収穫遅れが見込まれており,姶良地区とほぼ同じ状況でした。生育の回復に向けた栽培管理について,今後も産地間の情報交流等を通して支援します。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください