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ホーム > 地域振興局・支庁 > 姶良・伊佐地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 姶良・伊佐地域の現地情報:令和6年9月の「農業ミニ情報」

更新日:2024年11月1日

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姶良・伊佐地域の現地情報:令和6年9月の「農業ミニ情報」

水稲生産者が新品種「あきの舞」の品種特性を学ぶ

9月6日,宮之城文化センターで開催された「あきの舞」栽培検討会に,姶良市水稲振興会及びJAあいら東部水稲部会(霧島市)の生産者30人が出席しました。検討会では「あきの舞」の栽培特性や,「ヒノヒカリ」との生育の違い等について学びました。また,検討会終了後は,姶良市,霧島市の展示ほで現地検討を行いました。生産者の約半数が「あきの舞」栽培に取り組む意向を示し,新品種に対する期待の高さがうかがえました。農政普及課では,今後も品種特性に合わせた技術を指導します。

あきのあき

畜産の若手女性農業者が「飼料作物栽培」について学ぶ

9月18日,JAあいら本所で,畜産女性農業者組織「姶❤LOVE和牛女子」の若手会員による,「飼料作物栽培」の研修会が開催されました。農業開発総合センター畜産試験場の研究員が講演し,参加者からは,多くの質疑が出されました。また,「牛や農家にとって良い飼料づくりを実践していきたい」等の意見もあり,畜産の基本技術習得を目指し,自らの畜産経営に生かしたいとの意欲がうかがえました。農政普及課では,引き続き女性農業者の育成に向けて支援します。

和牛女子研修会

新規就農者の基礎知識習得を支援

9月19日,振興局で今年度と前年度の新規就農者5人対象に,基礎的な農業技術・知識の習得支援と相互交流を目的とした,「農業基礎講座」研修を開催しました。講義は,土壌肥料,農業機械・農作業安全,病害虫防除の3テーマを設けて説明し,参加者からは多くの質疑が出されるなど,知識習得への意欲がうかがえました。農政普及課では,今後も部門別研修やほ場視察も計画しており,引き続き定着に向けて支援します。

新規就農者

いちごの定植に向け栽培管理を確認

9月9日,霧島市の旧春山公民館でいちご栽培講習会が開催され,東部地区いちご生産部会から生産者6人,関係機関5人が出席しました。農政普及課からは,気温に応じた今後の作業適期や,炭そ病等の主要病害虫に対する防除体系について説明しました。また,定植時期を判断する花芽検鏡の日程について周知しました。生産者から,「高温による子株の減少や病害で苗の確保が難しかった」との意見が出されました。農政普及課では,今後も生育段階に応じて指導します。

茶園における施肥の実態と今後の対策について学ぶ

9月5日にJA栗野支店で湧水町茶業振興会の生産者7人,17日に牧園農村活性化センターで霧島市茶業振興会の生産者36人が出席し,「秋の座談会」が開催されました。農政普及課からは,秋芽生育期における防除や,秋冬番茶生産後の秋整枝を説明しました。また,農政普及課が数年にわたり調査した土壌分析結果をもとにした慣行及び有機茶園の土壌の実態や,その実態に応じた今後の施肥の考え方なども説明しました。農政普及課では,今後も地域状況に応じた土づくりなどを支援します。

新規就農者

飼料用稲を核とした自給粗飼料増産について学ぶ

9月13日,湧水町内で「飼料用稲を核とした自給飼料増産研修会」を開催し,生産者20人,関係機関27人が出席しました。現地研修では,ドローンによるイタリアンライグラスの立毛播種を実演しました。室内研修では,農政普及課からは,飼料用稲と裏作による年間栽培体系の紹介を,日本草地畜産種子協会の飼料稲アドバイザーからは,稲WCS用極短穂型茎葉品種の利用技術を説明しました。生産者からは,栽培に関する多くの質疑があり,関心の高さがうかがえ,引き続き,自給粗飼料増産を支援します。

飼料用稲

姶良市の令和6年産裸麦実績について

9月20日,姶良市役所で,あい裸麦生産組合の総会が開催され,生産者及び各関係機関27人が出席しました。裸麦の生産実績の報告があり,今年産は,天候不順や赤かび病発生等で平均単収70kg/10aと,厳しい結果となりました。このため,次年産に向け,定期的な現地検討会や適期防除実施,篩選別機を活用した選別体制強化などについて検討されました。生産者からは,単収向上に向けた意欲がうかがえました。農政普及課では,今後とも単収向上を支援します。

ISAファームレディ交流会で水稲,ぶどう,地域資源活用を学ぶ

9月6日,女性農業経営士会「ISA・あぐり・まむ」が,伊佐市内でISAファームレディ交流会を開催し,若手女性農業者や伊佐市担当者を含め12人が参加しました。交流会では,水稲新品種「あきの舞」の生育やぶどう経営,納屋を改修したカフェの運営状況を視察しました。参加者からは,多くの質疑があり,活発な意見交換が行われました。11月下旬には「あきの舞」の試食会及びジビエ肉の料理体験講座を企画中であり,農政普及課では,引き続き女性交流活動を支援します。

飼料用稲カフェ

伊佐YADクラブ,視察研修で資質向上と相互理解の深化

9月13日,伊佐YADクラブ(伊佐地区農業青年クラブ)が,クラブ員の農場を視察する研修会を開催し,青年農業者や伊佐市職員を含め10人が参加しました。新たに排水対策をした根深ねぎ栽培や,高い機能性を有するライスセンター,赤米・黒米もち品種栽培などを視察しました。互いの農業経営や栽培技術に関して活発に意見交換が行われ,クラブ員同士の交流を深めるとともに,経営者としての資質向上につながりました。今後も関係機関と連携し,青年農業者の活動を支援します。

伊佐YAD

新規就農者の就農状況を確認

9月17日,伊佐市担い手サポートチーム会が,管内の新規就農者(農業次世代人材育成投資事業経営開始型受給者,経営発展支援事業活用者)6人を巡回指導しました。根深ねぎ,ごぼう,生産牛が経営品目であり,就農2~5年目までの対象者に,指導農業士が,原材料・飼料価格高騰への対応や台風対策,除草作業,農薬散布,給餌等をアドバイスしました。今後も関係機関と連携し,経営発展につながるよう継続的に支援します。

新規純化し2

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

姶良・伊佐地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0995-63-8237

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