更新日:2021年4月14日
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3月24日,姶良地域スマート農業推進協議会会員とイセキ九州担当者で,今年度の実証活動実績検討を行いました。事務局の農政普及課からは,生産工程管理システムと可変施肥田植機等の連携による生産安定技術効果確認,ドローンでの「自己拡散型除草剤」効果確認の実績について説明し,検討しました。今回作成した2年間の協議会活動をとりまとめたパンフレットを配布し,姶良地域の農家や関係機関への情報提供・技術波及を行っていきます。
2月22日,姶良地域畜産スマート農業推進協議会は,管内酪農家2戸で行っていたスマート農業の実証活動について実績検討会を行いました。つなぎ牛舎にて牛の行動をセンサーで検知するシステムを導入し,発情発見や疾病の早期発見による経営改善を実証しました。成果として,分娩後の初回授精日数が短縮され,疾病の検知率は100%でした。来年度は,新規に機器を導入した農家1戸も加え活用状況調査を継続し,管内酪農家へ情報提供を行って,スマート機器の実装を図ってきます。
3月3日,あい裸麦生産組合が麦の先進地研修を開催し,組合員9名を含む18名が参加しました。出水東干拓での大麦栽培での排水対策,さつま町での小麦栽培について研修しました。裸麦が供給先との関係で生産調整を毎年行っていたため,今年度から小麦の試作を始めており,参加者は熱心に説明に聞き入っていました。農政普及課は,移動中のバス車内で出穂期の殺菌剤指導を行い,今後も小麦の産地づくりに向けて,市と共に支援を行っていきます。
2月26日,霧島市のお茶加工研修館で,紅茶製造について学ぶ研究会設立にむけた勉強会を開催しました。農政普及課の呼びかけにより18名の管内茶生産者が参加し,研究会設立の目的と今後の日程を検討後,紅茶製造に関する基礎知識の講義とサンプルの審査を行いました。今後は夏頃を目処に研究会を立ち上げる計画です。近年,国産紅茶の需要は増えており,研究会を通して技術向上を図ることで,茶産地のレベルアップを支援します。
2月25日,肉用牛振興協議会姶良支部は,管内の子牛育成飼料給与マニュアル実証農家18戸の個別巡回を3班体制で実施し,飼養管理技術のフォローアップを行いました。18戸の農家は,実証から数年を経ており,子牛の購買者から高評価を受けています。子牛市場では子牛の高値から体重重視の傾向で,実証農家もその傾向が見られており,巡回ではマニュアルに基づく飼料給与管理の徹底を促しました。今後も関係者一体となり産地力強化に努めます。
姶❤LOVE和牛女子は,活動PRや牛肉の消費拡大に向けたレシピとパネルを作成しました。パネルは2月にPR紙作成手法の研修を行い,役員で素案を作成し会員全員でアイデア出しをして仕上げました。レシピは新たにQRコードからレシピ紹介ができるようにしました。3月20日にはAコープのイベントに合わせて,パネルやレシピを紹介し,和牛女子の活動を周知できました。また,3月12日にはみそめ館において,総会を行い,2年目の活動がスタートしました。
3月5日,大口ふれあいセンターで,伊佐YADクラブや伊佐地区指導農業士会等の共催による伊佐地区青年農業者会議が2年ぶりに開催され,関係者23名の参加がありました。
会では,6名の青年のプロジェクト発表があり,それぞれの課題について指導農業士から助言があるなど活発な検討がなされました。伊佐地区においては,プロジェクト活動に取り組む青年の姿勢が積極的であり,今後もその活動を支援していきます。
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