更新日:2024年2月14日
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12月1日に霧島市国分にて,鹿児島県茶業青年の会主催の研修会及び交流会が開催され,県内の茶業青年約100人が参加しました。研修会では,管内の生産者やアドバイザーが登壇し,有機茶生産や輸出に関する講演が行われました。青年からは多くの質問が寄せられ,有機茶に関する意欲の高さを感じました。交流会は管内の会員が運営を担い,ボーリング大会などを開催しました。参加者からは,「他の地域との交流により,連帯感や今後の茶業へのモチベーションにつながった」との意見がありました。
11月27日,霧島市と湧水町の新規就農者2人の畜舎を指導農業士と訪問し,現地指導を行いました。新規就農者の飼養管理状況,課題等を聞き取り,指導農業士,農政普及課から指導を行いました。新規就農者からは,将来的な規模拡大,子牛価格安,労働力不足の対策などの課題が出されました。指導農業士からは,子牛相場の安い今が母牛更新の適期であることや,将来の規模拡大に向けて用地の検討が必要などの指導をしました。農政普及課からは,子牛セリ結果等の情報提供を行いました。
12月13日に姶良地区指導農業士会主催で,姶良市と霧島市の新規就農者4人(園芸部門)のほ場を指導農業士5人を含む計18人で巡回しました。新規就農者が経営概況,目標について説明し,指導農業士が品目選定の考え方,肥培管理,資材選定等を助言しました。新規就農者同士も互いのほ場を見て,自身の課題を認識するよい機会となりました。1月にも巡回を計画しており,農政普及課は指導農業士会と連携し,新規就農者を支援します。
12月8日,JAあいら本所で新ごぼう出荷協議会が開かれ,ごぼう班会及び関係機関の計11人が出席しました。農政普及課から,前々日の坪掘り調査をもとにしたほ場ごとの単収の試算について情報提供し,その後の目揃えでは,各ほ場から収穫されたごぼうの実物を見て状態を比較検討しました。また,選果場持込み時の規格の考え方を確認したほか,販促活動を含めた産地としての差別化の方策についても生産者間で活発に意見が交換され,今後の収穫・出荷に向けて意欲を高めていました。
12月21日に振興局で姶良地区青年農業者会議が開催され,青年農業者15人が出席しました。会議では,4人の青年(畜産,茶,水稲,野菜)から,肥培管理の研究や6次産業化等に関するプロジェクト活動の発表と意見発表が行われたほか,「持続的な経営とは」をテーマに4人の指導農業士から助言をいただきました。また,情報交換会が開かれ,青年や関係機関ら計30人が参加し,今後の活動に向けての積極的な情報交換がなされました。
12月15日,田中ふるさと館で,「家族で学ぶ」をキーワードに夫婦参加とする農業経営研修会を開催し,関係者を含む7人が参加しました。令和4年の女性農業者アンケートで,経営管理を学びたいという意見が多かったことから,若手女性農業者育成交流会の位置づけで,市と企画しました。伊佐市駐在からは,経営分析や家族経営協定,女性農業者関係事業について説明し,市からは,情報提供を行いました。その後の茶話会では,農地集積や地域計画など幅広く意見交換ができ,次回開催へつなげていきます。
12月20日,伊佐市曽木地区で将来の地域農業について語る会が開催されました。この会は地域計画の策定に向けた協議の場となるもので,農業者14人,関係機関・団体6人が参加しました。話合いは集落を4グループに分けたワークショップで行われ,地域農業の問題点や課題,将来取り組むべきことについて意見を集約しました。また,ほ場地図を使用し今後の農地利用の意向を1筆ごとに色塗りして区分しました。今後,地域振興に繋がる計画と,そのための農地の利用地図の作成を支援します。
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