更新日:2024年7月5日
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5月20日,姶良・伊佐地域振興局で,農業専門普及指導員を交え,女性農業経営士養成地域研修会を実施しました。管内では,女性農業経営士が候補者に声かけすることで,次世代の女性農業経営士の育成につながっており,今年の候補者である畜産農家3人,果樹農家1人が参加しました。研修会では,働きやすい環境をつくるには家族経営協定が必要であること等を学び,お互いの現状を情報交換することができました。農政普及課では,女性農業経営士養成に向け,今後も支援していきます。
姶良・伊佐園芸振興協議会姶良支部では春かぼちゃの品種比較試験を実施し,4月22日及び5月23日に関係機関で霧島市内の試験ほ場6か所を巡回して生育を調査しました。契約販売の拡大を目指す「栗天下」及び種苗会社から提供の3つの試験品種の生育を調査したところ,試験品種で特に肥大が早い傾向がみられました。また,協力いただいた生産者に,生育後期の成り疲れで頻発する病害の防除について助言しました。今後の収量・品質調査の結果を踏まえ,産地に適した品種を検討していきます。
5月17,18日,姶良中央家畜市場で子牛セリ市が開催され,肉用牛振興協議会姶良支部は参加農家約100人に対して農作業安全対策についての研修会を行いました。研修会では,農作業事故の現状や安全対策の啓発,熱中症予防対策についての研修に加え,農水省から提供された「農作業事故経験者は語る」と題したビデオを上映しました。本年も昨年以上の猛暑となる予報から,熱中症を含めた農作業事故の防止について農業者への注意喚起ができました。
5月20日,霧島市溝辺町観光農園果樹部会のブドウ・ナシ樹園地で現地検討会を開催し,18人の参加がありました。検討会では,ブドウの着花管理(GA処理や花穂整理)やナシの着果状況を会員相互で確認しました。4月からの曇天や雨の影響で生育不良が懸念されましたが,現時点ではおおむね順調な生育です。農政普及課からは,今後の栽培管理のポイントや,カメムシの早期飛来の情報に基づく注意喚起と防除対策を周知しました。収穫期に向けて会員相互の技術交流もでき,有意義な検討会となりました。
5月7日,園芸振興協議会姶良支部とJA白ねぎ部会の協力で根深ねぎの高地育苗の実証ほが設置されました。設置場所は,霧島市牧園(標高約800m)の園芸農家の施設です。夏植え用の苗は低地では高温で苗質が悪化するため,高地での育苗により苗質向上を図ることとしており,今後7月までに150トレイを設置し調査する予定です。また,同地域では初秋どりの栽培実証ほも設置しており,高温期の高地での栽培の確立に向けて支援を行っています。
5月31日に牧園農村活性化センターで一番茶の荒茶品評会,共進会が開催されました。当日は,地区茶業振興会35点,茶業青年の会26点,霧島市茶業振興会36点が出品されて,県,経済連等の審査員により外観,内質の審査が行われました。今年度は,一番茶期の大半が雨天下という気象条件の影響にも関わらず,各部門に良質な茶が多く出品され,生産技術の高さがうかがえました。当日は,出品者や茶業青年も多く参加し,各項目の審査が終了する度に品質を確かめながら,審査員との意見交換等も熱心に行われました。
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