閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

ホーム > 地域振興局・支庁 > 姶良・伊佐地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 姶良・伊佐地域の現地情報:令和5年9月の「農業ミニ情報」

更新日:2023年11月1日

ここから本文です。

姶良・伊佐地域の現地情報:令和5年9月の「農業ミニ情報」

子牛の商品性向上に向けて全頭体測調査を実施

9月11・12日,姶良中央家畜市場で開催された子牛セリ市に出荷された子牛全頭627頭の体測調査を実施しました。県肉用牛振興協議会姶良支部では,購買者に好まれる子牛生産を目的に平成27年から継続して取り組んでいます。子牛価格が低迷していることもあり,今後,測定結果をもとに姶良地域の現状把握及び問題点を洗い出して生産者へフィードバックし,より商品性の高い子牛づくりにつながるよう支援します。

全頭体側

新規就農者が緑肥の活用方法について学ぶ

8月31日に,雪印種苗株式会社宮崎研究農場で現地就農トレーナー研修(園芸・有機部門)が開催され,新規就農者,指導農業士,関係機関20人が参加して,緑肥について研修しました。緑肥を活用した線虫等土壌病害対策や地力増進効果等についての説明を受け,現地展示ほで視察を行いました。新規就農者から積極的な質問があったほか,指導農業士の体験に基づく助言等がありました。農政普及課は,指導農場士と連携し新規就農者を支援します。

0831トレーナー10831トレーナー2

紅茶製造ラインと海外産地の紅茶を学ぶ

9月19日,霧島製茶(株)工場できりしま紅茶研究会は,研修会を開催しました。生産者等14人が参加し,紅茶製造ラインを見学しました。各製造工程のポイントを農政普及課から説明し,各生産者からは工夫点や問題点などを出して相互検討しました。また,今回は会員が海外産地の紅茶を見る機会があまりないとの意見もあったことから,紅茶専門店から取り寄せた9種類の紅茶について審査しました。参加者は海外産紅茶の特徴的な製造を想定しつつ,香り,味を吟味し試飲しました。

0919紅茶

現地検討会でWCS用稲専用品種を推進

9月1日,湧水町のWCS用稲実証ほ場で現地検討会を開催し,肉用牛農家10人,関係機関6人が参加しました。農政普及課では,令和元年から水田フル活用の取組としてWCS用稲専用品種の実証を行っており,専用品種「つきすずか」の収量性が優れていることや給与時の注意点等について説明しました。実証農家からは,ロールベールの展示もあり,牛の嗜好性が良いこと,倒伏もなく栽培もしやすいことが報告されました。参加者から来年度の栽培希望があり,種子の購入を手配しました。

0901WCS

姶♡LOVE和牛女子の若手が勉強会を継続して実施

9月21日に地域振興局において,姶♡LOVE和牛女子の若手会員を対象に勉強会を実施しました。今回は(1)農作業安全,(2)土づくりの重要性,(3)飼料作物栽培をテーマとして研修しました。参加者からは「また,家族と会えるように農作業事故に気をつけたい」,「牛に食べさせる飼料の基となる土壌の性質についても知りたい」等の意見がありました。農政普及課で各自の飼料畑の土壌分析を実施し,診断結果を示すこととなりました。引き続き,女性農業者組織の育成に向けて支援します。

0921和牛女子

女性農業経営士らが「マクロビオティック」について学ぶ

9月5日,栗野中央公民館において,ファームネットあいら(姶良地域の女性農業経営士の組織)が調理実習を行い,会員7人が参加しました。マクロビオティックインストラクターである女性農業経営士を講師に,陰陽五行の考えを取り入れた重ね煮スープ作り,陰と陽の考え方や体調不良のときの食事の取り方等についても学びました。情報交換では,積極的な意見交換が交わされました。今後も,女性農業者経営士の資質向上の成果が結ぶよう組織活動を支援します。

0905ファームネット10905ファームネット2

生活研究グループと消費者が夏野菜を使った簡単料理と食育を学ぶ

8月30日,牧園農村活性化センターにおいて,姶良地域生活研究グループが「学ぼう伝えよう講座」を開催し,会員及び消費者30人が参加しました。なすなどの夏野菜を使った簡単料理や和牛女子のおすそわけレシピ「ローストビーフ」,牛乳を使ったホエイごはん等の調理実習を行い,簡単にできる料理のポイントを学びました。実習後,食育シニアアドバイザーの先生から食育の基本を学び,グループで行ってきた食育活動の意義を確認できました。

0830学ぼう20830学ぼう1

JA北さつま伊佐金山ねぎ振興会が水田の排水対策を学ぶ>

9月15日,JA北さつま伊佐総合支所で会員,関係者35人が参加し,3年ぶりに対面方式でJA北さつま伊佐金山ねぎ振興会総会が開催されました。伊佐市駐在は,近年水田栽培での単収が不安定になっているため,県外事例の水田転作での排水対策診断フローチャート(表面排水)や,軟腐病対策としての輪作,農機具等の洗浄の重要性について説明しました。総会では技術向上に向けた優良事例,現地検討会等の開催が要望されたので,伊佐市駐在は,営農指導員と連携し,技術支援をします。

大豆現地講習会で排水対策と5年水張りルール適用事例を学ぶ

9月6日,伊佐市大口小木原のほ場で,大豆栽培農家10人が参加して,大豆現地講習会を開催しました。講習会では,水田水口から漏水があるほ場においても額縁明渠等の排水対策をしっかりすることで問題なく大豆栽培ができること,水稲作付以外による5年水張りルール適用事例を紹介しました。また,現在取り組んでいる,帰化アサガオの除草対策の実証内容も説明しました。引き続き,関係機関と連携して大豆の単収向上に向けて支援していきます。

0906大豆

女性農業経営士が伊佐の大豆を使って農業の魅力をアピール

8月29日,伊佐市女性農業経営士の会は,田中ふるさと館で若手女性農業者6人を含む参加者21人で,大豆を使った調理や意見交換等の交流会を行いました。女性農業経営士が講師となり,伊佐伝承料理集“味の四季”より手作り豆腐,おからサラダ,大豆とかぼちゃのババロア,玄米おにぎり等を実習しました。大豆のクイズや農村風景等のパネルを使ってた伊佐の農業についての紹介もあり,調理から意見交換まで参加者の満足度が高い交流会となりました。

0829魅力体験10829魅力体験2

 

伊佐市女性農業経営士の会が若手とともに6次化や多角経営を学ぶ

9月6日,伊佐市女性農業経営士の会は,若手女性農業者とさつま町の先進事例2経営体を視察しました。最初に,施設花き法人で外国人技能実習生による労働力確保等含む経営の概要のほか,ハウス見学とハーバリウム作りを体験しました。次に,親子で女性農業経営士として活躍している茶法人で,法人化や有機生産,GAP等の取組のほか,お茶を使った菓子や茶の試飲を体験しました。終始,質問や意見交換で時間が足りないほどの活気ある交流が図られました。

0906伊佐ファームレディ10906伊佐ファームレディ2

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

姶良・伊佐地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0995-63-8237

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?