更新日:2024年2月28日
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12月26日に振興局において,サツマイモ基腐病対策PT姶良地区作業部会及び普通作部会を開催し,関係者19人の出席がありました。PT作業部会では普及情報課から,県内で実施している定点調査の状況と対策と多発生地域の状況の説明があり,次年度対策検討で活発な意見交換がなされました。普通作部会では,水稲の技術を中心に検討を行いました。特に,令和5年産は高温障害による品質低下が顕著であったことから,新品種「あきの舞」の実証ほの設置について検討しました。
12月25,27日に姶良・伊佐地区の各茶園において,茶園共進会が実施されました。各市町から出品された,成木園(慣行の部,有機の部)14点,幼木園1年生10点および2年生の部11点の茶園における茶の生育状況,ほ場周辺の管理,土づくり,病害虫等の発生状況などについて,茶指導班会で計測,審査を実施しました。各茶園は管理が行き届いており,生産者の茶園管理技術の高さもうかがえました。上位のものについては,2月13日の地区茶業振興会総会で表彰されました。
1月16日,霧島市姶良中央家畜市場の子牛の初競りの会場で,姶良地域の和牛女子生産グループ「姶❤LOVE和牛女子」が振る舞い汁を提供しました。同グループは高値取引を願ってJA女性部とともにおしるこ200食を提供し,購買者からも好評で,「寒かったのでおしるこで温まった。いい牛が買えるように頑張りたい」等の意見がありました。また,姶❤LOVE和牛女子の活動をPRするため,お持ち帰り用のあめ袋にシールを貼り,購買者等に周知を図りました。
1月22日に姶良地区指導農業士会主催で新規就農者巡回(第2回園芸部門)を行いました。霧島市と湧水町の新規就農者2人のほ場を,指導農業士4人を含む計13人で巡回しました。まず,新規就農者が自身の経営概況,目標について説明し,指導農業士からは,販売促進活動の必要性,連作障害対策,経営的視点をもつ必要性等について助言がありました。この巡回指導で新規就農者は,自身の経営課題を再認識しました。農政普及課は指導農業士会と連携し,今後も新規就農者を支援します。
1月11日,JAあいら本所であいら新ごぼうのかごしまの農林水産物認証(K-GAP)証書授与式及び出発式が開催され,生産者,関係機関,報道機関等約30人が出席しました。県内の若掘りごぼう生産を先駆ける当産地では,令和元年に「かごしまブランド」を取得,K-GAP認証は今回で15回目となります。ごぼう部会長は振興局から証書を授与された後,出荷・販売の意気込みを語り,報道陣に対しても新ごぼうの魅力をPRしました。今後も,新ごぼうのブランドの維持を目指し支援します。
霧島市国分地区トマト部会は1月18日,現地検討会及び出荷協議会を開催しました。部会員5人のほ場を関係機関と巡回したのち,国分トマト選果場での出荷協議会では,選果・出荷計画の打合せのほか,農政普及課からは生育ステージに応じた温度管理等について助言を行いました。部会員からは,樹勢等の指標となるデータや他ほ場との生育状況の違いがわかり,今後の管理を検討する上で参考にしたいとの意見が聞かれました。収穫後期までの安定生産を目指し,今後も技術対策を支援します。
1月20,21日においどん市場与次郎店で消費者交流会(販売会)が開催され,姶良地区からは青年農業者組織「飛翔クラブ」が出店しました。会員が丹精込めて栽培したごぼうやトマト,ネギなどの農産物をはじめ,鹿児島黒牛を使ったソーセージ,ハンバーグといった加工品も数多く販売し,多くの消費者の手に取っていただきました。また,販売を通して県内外多くの消費者を対象としたPR活動にもつながり,会員の意欲が高まりました。
伊佐市女性農業経営士の会は,伊佐の伝承料理集“伊佐・味の四季”を活用した伝承食の実習等を行っています。伊佐市広報にこの活動と小正月行事であるほだれ引きが掲載されたことをきっかけに,1月13日,MBCラジオによる女性農業経営士への生放送での取材があり,ほだれ引きとメノモチを紹介しました。今後も,当組織による伊佐の食の伝承の支援します。
伊佐市女性農業経営士の会は,令和元年から継続して,各家庭で栽培したゆずを活用したドレッシング作りの活動を行っています。「伊佐・味の四季」に掲載されているゆずドレッシングの味に感動した若手女性農業者もこれに加わり,1月23日,大口生活改善センターで実習を行いました。また,当日に持ち寄ったゆずみそ,赤飯,団子汁,シイタケのつくだ煮など作り方等の技術交換も行いました。今後の地産地消講座も,若手女性農業者に呼びかけることで,女性農業者相互の交流を促進します。
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