更新日:2024年9月5日
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7月3日,姶良市北山地区で農村RMO(農村型地域運営組織)現地検討会が,地区リーダーや関係機関11人の参加により,実施されました。室内検討では,北山地区の将来ビジョンや組織の現状を確認するとともに,ビジョン達成のための体制づくりや,地域の特色の出し方について意見を交換しました。また,現地検討では,地域内の環境や主な作物の栽培状況等について確認しました。今後も,地域づくりやビジョン達成に向けて支援を続けていきます。
6月18日,24日の2回にわたり,若手有機栽培農家で組織する「霧島有機社中」の現地検討会を,栗野と国分で実施しました。18日は会員5人が参加し,さつまいもや枝豆,にんじん,ばれいしょの栽培技術のほか,土壌分析や労働力の配分,経営管理等について情報交換しました。24日は会員5人が参加し,ピーマンやオクラ,サトイモの栽培技術について情報交換しました。次回の現地検討会は,秋に開催する予定です。
7月16日,JAあいらで,女性畜産農家で組織する「姶❤LOVE和牛女子」夏期研修会を開催し,会員15人,関係機関・団体10人の計25人が参加しました。県の補助事業も活用し,子どもたちへの鹿児島黒牛のPRに向け,牛肉たっぷりカレーの試作&試食会を行いました。味は好評で,11月に予定されている食育活動に向けたが準備ができました。その他,農政普及課からは,熱中症対策や子牛セリデータの結果分析等について情報提供し,参加者は熱心に耳を傾けていました。
近年の新ごぼうの単収低下を受け,関係機関・団体で農家ごとの要因分析を行っています。その一環として,7月11日にJAあいら本所で開催された栽培講習会の後,参加農家4戸に対しカウンセリングを行いました。前作の管理の反省点や,他品目と合わせた労働力配分等について聞き取りを行った結果,播種後の高温・乾燥対策と生育期の雑草管理が重要であることを確認しました。今後,他の農家へは個別巡回で対応することとしており,引き続き,単収向上に向け支援します。
7月25日,当振興局で霧島市,姶良市,湧水町の新規就農者を対象に「励ましの会」を開催しました。6人の新規就農者のうち3人が参加し,就農の動機のほか,地域農業の維持や有機JASの取得など,今後の農業への思いが述べられました。引き続き,指導農業士会との合同で開催した研修会では,今後の研修計画や,青年プロジェクトの取組,各市町の施策等の情報を提供し,その後の情報交換会でも活発な意見交換がなされました。引き続き,新規就農者の定着に向けた支援に取り組みます。
7月3日,園振協姶良支部技術部会ねぎ班会を湧水町で実施しました。当日は姶良支部11人,伊佐支部3人が参加し,重点品目である根深ねぎの夏越し栽培について検討しました。夏越し栽培の有望品種比較実証について現地検討を行った後,JAあいら北部営農センターにて室内検討を行いました。そこでは,品種や病害虫防除体系,除草体系等について情報交換するとともに,指導方針を共有しました。今後,生産者に対し,夏越し栽培の課題解決と生産性向上に向けた支援に取り組んでいきます。
7月23~26日にかけ,霧島市,姶良市,湧水町の計21か所で,関係機関・団体連携のもと,水稲の中間座談会を開催しました。農政普及課が説明した12か所には,計62人の水稲生産者が参加しました。座談会ではウンカ類の防除適期や水管理など,収穫までの栽培管理のほか,今年,特に注意が必要な「イネカメムシ」等について説明を行いました。生産者からは積極的な質問があったほか,生産者同士で意見が交換され,生産性向上及び品質向上への意識の高まりが感じられました。
6月25日,水稲新品種「あきの舞」の普及拡大を図るため,伊佐市山野地区に展示ほを設置しました。農業開発総合センター作物研究室提供の展示用種子を担当農家が育苗し,約8aに植付けしました。高温登熟性に優れ,「ヒノヒカリ」に替わる品種として期待されており,今後,同日に植付けた隣接の「ヒノヒカリ」との生育等の違いを確認するほか,生産者や関係機関との現地検討会や試食会の開催により「あきの舞」の品種特性の理解促進を図る予定です。
7月22日,JA北さつま主催による普通期水稲青空教室が開催されました。伊佐市各地域で開催し,今後の水管理や病害虫防除について,JA指導員と普及指導員がそれぞれ分担して講習しました。特に多発生が予測されるカメムシ類の防除対策を93人の農業者に強く呼びかけました。参加者からは,未熟粒の発生要因や発生の多かったスクミリンゴガイの被害対応等についての質問があがりました。今後も関係機関と連携し,病害虫の発生状況等について情報提供を行っていきます。
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