更新日:2023年8月28日
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園芸振興協議会姶良支部は,7月19日に姶良・伊佐地域振興局でごぼう班会を開催しました。栽培基準表の検討のほか,単収向上に向けた技術課題の整理,また直近の夏サラダごぼうの生産実績や他産地の現状も踏まえて,今後の姶良地域での取組を協議しました。協議の結果,農家ごとの課題を特定して改善に取り組む重要性を認識し,9月中・下旬に個別カウンセリングを兼ねた巡回を行うことで合意しました。今後も産地の維持拡大に向け,関係機関一体で取り組みます。
農政普及課は,6月28日に薩摩川内市のシャインマスカット園でぶどう先進事例研修を開催し,生産者,関係機関32人が参加しました。開催にあたっては,北薩地域振興局農政普及課に協力をいただきました。生産者は,新梢管理,植物生長調整剤の活用方法,肥培管理等について積極的に質問し,意見交換を行いました。今回の研修内容を参考に,今後もぶどうの生産技術向上対策に取り組みます。
7月19日にJAあいら本所で,姶❤LOVE和牛女子夏期研修を開催しました。会員14人,関係機関12人が参加し,茶のインストラクターによる「お茶の入れ方教室」を実施しました。おいしいお茶と地元のお菓子をいただきながら情報交換ができ,会員からは有意義な時間を過ごすことができたと好評でした。その後,JA役職員と語る会を行い,子牛価格低迷や飼料価格高騰に対する意見・要望等,畜産を担う女性の声を届けることができました。
7月14日,地域振興局で,女性農業経営士会「ファームネットあいら」の会長と,候補者4人を対象に女性農業経営士養成地域研修会を実施しました。管内では,女性農業経営士が候補者に働きかけることで,次世代の女性農業経営士の育成につながっています。会長からは,「女性農業経営士になることが意識アップ・経営アップなど我が家の経営を見直すきっかけとなり,情報交換もできるよい機会なので,取得してほしい」と激励がありました。
7月1日に霧島市花卉振興会が国分公民館でフラワーアレンジメント教室(花育)を開催しました。講師は市内の花店が務め,参加者は,管内の花き農家が栽培したスプレーギク,オリエンタルユリ,バラを主に使ったアレンジメントに取り組みました。花卉振興会では,活動を通じて,地域花店や消費者との積極的な交流と切り花の消費拡大につながる活動を行っていきます。
6月27~28日,Webを活用した流通システム「やさいバス」の運営や活用状況について,静岡県のやさいバス株式会社に有機野菜農家・関係者6人で調査しました。この調査では,「やさいバス」の集荷・配送方法や生産者の出荷状況・購買者の活用事例,システムの運用方法や他県の導入事例を把握しました。「やさいバス」は地域の事情に応じた導入や運営され,販売コスト削減効果や独自の物流システム等に興味を示す参加者もおり,今後の活用について検討します。
7月13日,霧島市で霧島有機社中(若手有機野菜生産者組織)と宿泊施設を中心とした実需者が,有機野菜活用の意見交換会を開催し,有機社中会員・実需者等30人が出席しました。会員からは,出荷時期・経営の特徴について情報提供し,実需者からは(有機)野菜の購入状況や購入品目・時期について意見が出されました。今回は1回目でしたが,今後は栽培現場での意見を交換しながら,有機農業への理解促進と有機農産物の購入促進につなげます。
7月14日に地域振興局で,姶良地区新規就農者励ましの会を開催し,霧島市・姶良市・湧水町の関係者等計49人が参加しました。励ましの会対象の新規就農者は9人のうち8人が参加しました。新規就農者からは,自己紹介や今後の抱負が発表されました。また,地域振興局農林水産部長や農業委員会会長,先輩農業者は,農業を取り巻く現状や実体験をもとにしたアドバイスをして新規就農者を激励しました。今後も地域一体となって,新規就農者を支援します。
7月14日に地域振興局で,現地就農トレーナー研修開講式が開催され,新規就農者及び青年農業者14人を含む計48人が参加しました。開講式では,主催者の指導農業士会会長から,「研修会を活用して指導農業士に相談して欲しい」とあいさつがありました。開講式後には青年農業者全体研修会を開催し,青年プロジェクトや各市町の支援策,収入保険等について研修を行いました。今後も,指導農業士会と連携して青年農業者等を支援します。
6月22日,大口東小学校で5年生12人を対象に,伊佐市駐在担当者と伊佐市食育担当者が講師となり,食育出前授業を行いました。伊佐市からは,市の耕地面積の約8割は水田であり,県内一水稲栽培が多いことや,伊佐市食育推進計画に基づく取組のほか,米の6次化産業化事例である甘酒のフリーズドライなどをクイズを交えながら紹介しました。また,伊佐市駐在からは,かごしまの農業ジュニア版を活用し,かごしまブランド認定の伊佐米などを紹介しました。
伊佐市駐在では,水稲作の作期幅を拡大による規模拡大の推進を目的に,「あきほなみ」の早植え・遅植え事例調査を実施しています。6月5日植えと7月9日植えを調査地点として,生育調査や収量調査を行い,水管理の工夫と課題を確認します。その後,調査結果をもとに作期幅拡大のシミュレーションを行い,規模拡大の取組に生かします。
7月上旬時点の関係者等による調査で,伊佐市ではサツマイモ基腐病の発生は確認されていません。そして,基腐病侵入未然防止策として,種いも消毒・苗消毒の徹底とともに,農業開発総合センターの協力でウイルスフリー苗による無病種いも生産を行っています。また,侵入を想定した対応としては,抵抗性品種「みちしずく」の作付拡大に向けた種いも生産を行っています。今後も基腐病侵入防止対策と,侵入した場合の対策の二段構えで対応します。
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