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更新日:2022年6月1日

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サバラガムワ州(スリランカ)1

I.自治体の概要

  1. 人口
     
    176万7000人(推定)
  2. 面積
     
    4,968.2平方km
  3. 気候
    • 平均気温:26.3℃
    • 年間降水量:3,040mm
  4. 言語
     
    シンハラ語、タミル語
  5. 県都とその人口
     
    ラトナプラ市
    11万人(推定)
  6. 主要産業又は主要産物
    • 農業
    • 鉱業―宝石、黒鉛
    • 紅茶
    • 食品加工業
    • ゴム関連産業
    • 木製品
    • 衣料品
  7. 地域の特色
    • サバラガムワは、スリランカの9つの州の1つである。セイロン島の南中央部にあり、ラトナプラとケガルという2つの地区にわかれている。州の総面積は4968.2平方kmで、その66%がラトナプラ地区、残りの34%がケガル地区である。
    • 州の人口は180万人で、55%がラトナプラ地区に住み、残りがケガル地区に住んでいる。サバラガムワの有史以前の人類の居留地は約2万9,000年前にさかのぼる。
    • 州の総面積の36%で主に紅茶、ゴムなどのプランテーション栽培が行われている。6%が水田、約10%でその他の一年生作物の栽培が行われている。
    • サバラガムワ州は、農作物及び生態系の違いにより湿地帯、乾燥地帯、中間地帯の3地域に分れる。紅茶、ゴム、ココナツ、その他の永久園芸作物は湿地帯で栽培されており、一年生作物は乾燥地帯及び中間地帯に集中している。水田は3地域の低地で栽培されている。
    • サバラガムワはセイロン島の輸出品のトップである宝石類の原産地として有名である。また、豊かな自然、文化遺跡、秘境などが多様性に富んだ地形を形成している。

II.世界自然遺産地域の概要

  1. 世界自然遺産地域の名称
     
    シンハラジャ森林保護区
  2. 世界遺産一覧表に登録された年
     
    国内遺産1988年
    世界遺産1989年
  3. 世界自然遺産地域の面積
     
    111.9平方km
    自然遺産が自治体に占める地域:74.6平方km
  4. 世界自然遺産地域の土地所有者
     
    森林保全局(中央政府)
  5. 世界自然遺産地域について
    • i.概要
    • 約111.9平方kmに及ぶシンハラジャ原生林は、ラトナプラ地区の南西部に位置し、一部は隣接するマタラ及びガール地区にまで及んでいる。原生林の全長は約21km、幅の最も狭い部分は約3kmで、海抜80mから1,170mのラクワナ山脈に沿って伸びている。この地域の年間降雨量は3,000~6,000mmである。この遺産にはカラワナ(ウエッダガラ・ロード)、ラクワナ(ラトナプラ地区から伸びるモーニング・サイド・ロード)、ヒニドゥマ(ガル地区から伸びるネルワ・ロード)、そしてデニヤヤ(マタラ地区から伸びるパレガマ・ロード)という4つの入り口がある。

      ii.世界遺産登録理由
    • 在来種及び固有種の多様な野生生物、樹木、低木、薬草などが手つかずで残されている世界でも数少ない原生林の1つである。
    • 多様な植物のなかで、シンハラジャには次のような在来種が自生している。メスア・ナガサリウム(Mesuanagassarium)、ドゥーナ・コンジェスティフローラ(Doonacongestitlora)、ドゥーナ・ヴェヌロサ(Doonavenulosa)、ドゥーナ・マクロフィラ(Doonamacroplrylla)、パラクイウム・グランデ(Palaquiumgrande)、ミスティカ・ダクティロイド(Misticadactyloides)、クレニア・ローザローナ(Culleniarosarona)、ガルシニア・エチノカルパ(Garciniaechinocarpa)、クシロピア・パルヴィフォリア(Xylopiaparvifolia)
    • 自然愛好家やエコ・ツーリストにとって興味のつきない熱帯雨林である。

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環境林務部自然保護課

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