鹿児島県 (1)
1自治体の概要
1人口
1,792,988人(1997年現在)
2面積
9,132平方km
3気候
暖温帯~亜熱帯
平均気温(県都)17.6℃
年間降水量2,237mm
4言語
日本語
5県都とその人口
鹿児島市
549,977人(1997年現在)
6主要産業又は主要産物
農畜産業、水産業
焼酎、大島紬、水産干物、製茶、粗糖
7地域の特色
・鹿児島県は、日本本土の西南部に位置し、南北600kmにわたる広大な面積を有している。・気候は温暖帯から亜熱帯に属し、温暖多雨である。
・農林水産業の外、伝統的な焼酎、大島紬等の産業の他、テクノパークを中心とした先端技術の育成にも力を入れている。また、国内にある2つのロケット基地はいずれも鹿児島県内にある。
・県内にはたくさんの温泉や、美しく雄大な自然があり、南国の魅力を生かした観光誘致も積極的に行っている。
・なかでも、県本土から南の海に点在する屋久島をはじめとする島しょ群島は、多様な生物種の存在する特異な生態系が注目を集めている。
2世界自然遺産地域の概要
1世界自然遺産地域の名称
屋久島
2世界遺産一覧表に登録された年
1993年
3世界自然遺産地域の面積
107.47平方km(屋久島の総面積の21%)
4世界自然遺産地域の土地所有者
国(遺産地域の96%)、民間等(遺産地域の4%)
5世界自然遺産地域について
1.概要
・屋久島は県都の鹿児島市から南へ130km、本土最南端の佐多岬から約60km、黒潮のまっ只中の美しい海に浮かぶ面積約500平方kmのほぼ円形の島である。
九州最高峰の宮之浦岳(1,935m)を中心に1,000mを越える峰々が40以上そびえ「洋上アルプス」と呼ばれるすばらしい山岳景観を誇っている。
・また、亜熱帯から冷温帯にいたる豊かな植物の垂直分布が見られるとともに、樹齢数千年といわれる「縄文杉」など杉の巨木群とそれを包む豊かな森林が残されており「生物の種の宝庫」とも呼ばれている。
・年間降水量は4,000mmを超え、山頂部では10,000mmを超えると推測される。
2.世界遺産登録理由
・屋久島世界遺産地域は、世界的に特異な樹齢数千年のヤクスギをはじめ、多くの固有種や絶滅のおそれのある動植物などを含む生物相を有するとともに、海岸部から亜高山帯に及ぶ植生の典型的な垂直分布が見られるなど、特異な生態系とすぐれた自然景観を有している地域であるため。
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