更新日:2022年6月1日
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ニューサウスウェールズ州(オーストラリア)(2)
II.世界自然遺産地域の概要
B.ロードハウ諸島
- 世界自然遺産地域の名称
-
- ロードハウ諸島
- 世界遺産一覧表に登録された年
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- 1982年
- 世界自然遺産地域の面積
-
- 15.4平方km
- 世界自然遺産地域について
- i.概要
- 深さ2,000m以上の海底火山活動で誕生した、絶海の孤島の顕著な例である。これらの諸島は、壮観な地形を誇り、とくに鳥類などの固有種が数多く生息している。
ii.世界遺産登録理由
- 世界遺産委員会は以下の認定基準3、4に基づいて、この地域を世界遺産リストに登録した。
基準3
ひときわすぐれた自然美および美的要素をもった自然現象、あるいは地域を含むこと。
基準4
学術上、あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅の恐れのある種を含む、野生状態における生物の多様性の保全にとって、最も重要な自然の生息・生育地を含むこと。
C.中東部オーストラリアの多雨林保護区
- 世界自然遺産地域の名称
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- 中東部オーストラリアの多雨林保護区
- 世界遺産一覧表に登録された年
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- 1986年/1994年
- 世界自然遺産地域の面積
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- 3,665平方km
- 世界自然遺産地域について
- i.概要
- 数多くの保護区で構成されるこの地域は、オーストラリア東海岸の大断層崖に沿って幅広く分布している。盾状火山の噴火口周辺にみられる地質学上優れた特徴と、数多くの貴重かつ絶滅の危機にある多雨林は、科学や保護の面から国際的にも重要なものである。
ii.世界遺産登録理由
- 世界遺産委員会は以下の認定基準1、2及び4に基づいて、この地域を世界遺産リストに登録した。
基準1
生命進化の記録、地形形成における重要な進行しつつある地質学的過程、あるいは重要な地形学的、あるいは自然地理学的特徴を含む、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な例であること。
基準2
陸上、淡水域、沿岸・海洋生態系、動植物群集の進化や発展において、重要な進行しつつある生態学的・生物学的過程を代表する顕著な例であること。
基準4
学術上、あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅の恐れのある種を含む、野生状態における生物の多様性の保全にとって、最も重要な自然の生息・生育地を含むこと。
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