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更新日:2022年6月1日

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サウスランド地区(ニュージーランド)1

I.自治体の概要

  1. 人口
     
    30,562人(1996年現在)
  2. 面積
     
    30,753平方km
  3. 気候
    • 平均気温14℃
    • 年間降水量1,081mm
  4. 言語
     
    英語
  5. 県都とその人口
     
    インバーカーギル
    30,532人(1996年現在)
  6. 主要産業又は主要産物
    • 農業
    • 林業
    • 観光
    • 漁業
  7. 地域の特色
    • この地区はニュージーランド南島の南部に位置する。その領域はニュージーランドの地方政府としては最大の面積に及ぶ。
    • 同評議会が行政管理する地域は、フィヨルドランド国立公園の複雑な海岸線や山脈からサウスランドの平原までに至り、対照的特長を有す。
    • この地区は、雨量の多いフィヨルドランド地域から乾燥した気候のサウスランド北部まで多様な気候条件を有している。
    • フィヨルドランド国立公園内のミルフォードサウンドはニュージーランド観光の目玉の一つと言えるもので、このため観光業が盛んである。

II.世界自然遺産地域の概要

  1. 世界自然遺産地域の名称
     
    南西ニュージーランドのテ・ワヒポウナム
  2. 世界遺産一覧表に登録された年
     
    1990年
  3. 世界自然遺産地域の面積
     
    26,000平方km
    自然遺産が自治体に占める地域:15,000平方km
  4. 世界自然遺産地域の土地所有者
    • 公有(遺産地域の90%)
    • 私有(遺産地域の10%)
  5. 世界自然遺産地域について
    • i.概要
    • 南西ニュージーランドのテ・ワヒポウナムは、ニュージーランド南島の南西部に26,000平方kmを超えて広がっている。域内には、クック山、フィヨルドランド、ウェストランド、アスパイアリング山の4つの国立公園が存在する。
    • 動きのある山岳地帯の風景は世界でも指折りである。これは、プレートの境界に沿って働き地殻を形成する巨大なひずみの力が引き起こした現象で、すばらしい氷河を見ることができる。このフィヨルドと険しいU字型の谷は、1万4千年前の氷河期の末期に氷河が後退した時の名残である。
    • テ・ワヒポウナムの顕著な特色は、その自然の雄大さにある。その広大な原生地帯には、ニュージーランドがゴドワナ大陸から800万年から1億年前に分離して取り残された後に進化した植物や動物が残されている。この地域は、連なる山脈、河川、氷河、フィヨルド、ブナとリームー(マキ科の針葉樹)の森林がその主なものである。また、キーウィ、タカヘ、フクロオウムなど飛ばない鳥類の生息地にもなっている。
    • テ・ワヒポウナムは強い偏西風により非常に湿った荒々しい気候である。平地でも年間平均で6200mmの雨量があり、山岳地帯では雨量はさらに多い。

      ii.世界遺産登録理由
    • テ・ワヒポウナムは次のような理由で登録された。
      ア)氷河時代やゴドワナ大陸の様子を伝えると共に、現在も地質的な変動が続いているため動きのある山岳の景観に恵まれている。
      イ)海岸線やフィヨルドが広がり、低地の多雨林や湿地帯がまとまってあることから希少な植物や一年生の種が生息する。

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環境林務部自然保護課

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