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ホーム > 地域振興局・支庁 > 大隅地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 令和元年5月現地農業情報(肝属地域)

更新日:2019年7月18日

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令和元年5月現地農業情報(肝属地域)

制度資金借入への支援体制を刷新

当地域は,青年等就農資金やスーパーL資金等制度資金の借入件数が多く,これまで関係機関・団体や,日本政策金融公庫と連携し,円滑な融資に努めてきたものの,市町毎,案件毎に対応していたため,効率性等に課題がありました。そこで関係者と協議・調整の上,今後は当課会議室にて毎月1回公庫との面談会を実施していく体制とし,新たな体制で農業者の経営発展を支援していきます。

タンカン販売実績

5月9日,なんぐう地区でタンカン栽培講習会が行われ,販売実績等が検討されました。平成30年産は販売数量99.2t(前年比146%),販売金額23,744千円(同130%),単価239円(同89%)でした。平成30年産は表年にあたり,販売数量は前年及び計画を上回りましたが,競合品目も多かったことから単価は前年を下回りました。農政普及課では今後とも関係機関と連携し,安定生産や果実品質向上に向けた取組を支援していきます。

高齢化は進むけど皆の力を合わせて頑張る集落営農!

垂水市水之上地区の三和営農組合は,なたねやスイートコーン,そば,大豆などを栽培し,活動は8年目になります。5月15日に総会を開催しましたが,今回,組合員29名のうち高齢化等で8名の退会者があり,21名で活動していくことになりました。実際の作業に携わる実働部隊7名も60,70代ですが,皆の力を合わせて頑張りたいとの意思表示がありました。農政普及課は,関係機関・団体と連携し,継続して支援していきます。

集落営農組織(三和営農組合)

 

関係機関の総合力を発揮して取り組む担い手育成

5月22日,市町,JA担当者を集めて担い手育成担当者会を開催し27名の出席がありました。会では経営体育成対策,新規就農者確保・育成対策,地域営農のシステムづくりについて,農政普及課が重点的に取り組む内容と各市町・JAで取り組む活動等について確認と検討を行いました。JA鹿児島県中央会担い手サポートセンターからの出席もあり,今後の育成方向について情報共有が出来ました。今年度も連携を密にし,一層の総合力を発揮した担い手確保・育成等への取組を促進していきます。

辺塚だいだいの産地化へ加速!

平成29年度に辺塚だいだいがGI登録されたことから,鹿児島きもつき農協に大手飲料メーカーから酎ハイ用の原料供給のオファーがきています。また,加工用に加えて,平成29年度からは青果用としても市場出荷していますが,生産量が少ないため,産地拡大が課題となっています。そこで,辺塚だいだいの産地化を推進するため,生産者団体と関係機関で構成する協議会を7月に設立する方向で現在検討中であり,販売促進活動も含め,生産の振興を図る計画です。

土壌試掘調査を実施~我が家の土は硬い?柔らかい?~

5月16~17日,メーカーや関係機関・団体と連携し,管内のピーマン・きゅうり等の施設野菜生産者約70名のほ場で,深さ60cmまで土壌硬度調査を実施しました。生産者は我が家のほ場における,耕盤の有無や作土層の範囲等を確認でき,大変興味深く観察していました。管内の施設野菜は長期作であり,土づくりは極めて重要です。今後,硬度データや土壌分析結果等をもとに,次作に向けてより良い土を作れるよう,支援を続けていきます。

   

土壌硬度調査2

土壌硬度調査1

   

東串良町ピーマン環境制御研究会活動が本格始動

5月14日,生産者及び各関係機関・団体が参加し,東串良町ピーマン環境制御研究会の第1回定例会が開催されました。当研究会は,施設ピーマンにおける環境制御技術を確立し,産地へ省力化・単収向上技術を還元することを目的としています。定例会では,6月下旬に開催予定の「施設野菜の環境制御技術研修会inおおすみ」について協議を行いました。今後1年を通して技術実証や先進地研修等による情報収集を進めていく計画であり,関係機関一体となり支援していきます。

肝属地区産一番茶,令和初の荒茶共進会開催される

5月22日,肝属地区茶品質向上共進会が,JA鹿児島きもつき東部支所で開催されました。審査は「深蒸し」他3部門で実施し,地域の主力「深蒸し」については48点,生産者の工夫,苦労等が垣間見られました。また,今年から地元茶業青年による形状や水色等通常の審査方法にとらわれず,純粋に「滋味」のみで順位を決める共進を行い,審査には一般女性の方にも参加してもらいました。肝属茶の新しい販路を拡大するためのユニークな審査方法と思われ,有意義な共進会となりました。

茶共進会

 

 

水田の稲の植え付け状況,生育状況

早期水稲の植え付けが4月上旬から始まり,その後の天候にも恵まれ,水稲の生育は順調です。近年,WCS用稲の取り組みも増え,WCS用稲の植え付けは,5月から行われています。今後,6月には,主食用普通期のヒノヒカリや普通期のWCS用稲の植え付けが行われます。

第41回肝属春季畜産共進会が開催される

5月16日,肝属中央家畜市場において第41回肝属春季畜産共進会が開催されました。管内各地区の予選を勝ち抜いた70頭が出品され,月齢毎に3部門に分けられて審査が行われました。グランドチャンピオンには第1部を制した肝付町の鳥丸美知也さん出品牛が選ばれました。鳥丸さんは昨年の春季,秋季に続き3連覇を達成しました。出品された牛は全体的に発育の良い牛が多く,改良が進んでいることがうかがわれました。

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春きゅうり本格的に出荷始まる

東串良町園芸振興会きゅうり部会の春きゅうりの出荷が本格的に始まりました。本年度は,栽培者18名,栽培面積2.7haで,天敵を活用するなど安心・安全なきゅうり生産に努め,順調に生育しています。5月7日にJA鹿児島きもつき東串良支所選果場で,出荷時の留意点や今後の栽培管理等について説明・周知しました。出荷は,6月末までを予定しています。

JAそお鹿児島花き部会によるビクトリーブーケ体験学習が開催される

5月10日,鹿屋市立輝北小学校の5,6年生39名を対象に,JAそお鹿児島花き部会によるビクトリーブーケ作り体験学習が開催されました。外部講師の指導を受けた生徒は,「南日本クロスカントリー大会inきほく」の参加者へ贈るブーケを心を込めて作成していました。JA花き部会では花の消費拡大を図るため,部会員が生産したスプレーギクの花材提供を通じた花育活動を積極的に展開しており,農政普及課では今後も活動を支援していきます。

 

ビクトリーブーケ

 

なんぐう地区ばれいしょ出荷量は増加したが,厳しい販売環境

なんぐう地区のばれいしょは,2月中旬から出荷が初まり,5月13日で選果が終了しました。平成31年産は暖冬で降霜被害もなく,単収は前年の118%と出荷量も前年を上回ったものの,単価安となり厳しい販売環境となりました。今後は部会・関係機関一体となり次作の産地振興に向けての協議を行っていきます。

ばれいしょ出荷実績

 

 

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2145

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