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更新日:2023年4月24日
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島尾ミホ
奄美大島が舞台の,3部から成る随筆である。1部は,作者が幼年のころの島に関わる人々が思い出として描かれている。2部は,幼かりし頃の思い出の中にある父母のこと,島の自然・鳥などが生き生きと描かれ,人と動植物の生と死が克明に描かれている。3部は,夫であり,作者の島尾敏雄の作品『幼年記』の付録のために書いた『特攻隊長のころ』など,短編3作品により構成されている。
島尾ミホ(しまおみほ)
(1919~2007)鹿児島県鹿児島市生まれ
幼少期を加計呂麻島で過ごし,東京の学校を卒業後,加計呂麻島に戻り,小学校教員をしていた昭和20年に,第十八震洋特攻隊隊長をしていた作家の島尾敏雄と出会い,翌年結婚。神戸や東京と移り住んだ後,奄美大島名瀬市(現:奄美市)に在住し,『海辺の生と死』などを書き上げた。
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