『二本の銀杏』

作者

海音寺潮五郎

あらすじ・内容

作者の故郷である大口地方や，川内川の開発に尽くした源昌房（モデルは堀之内良眼房）の，薩摩武士らしい豪放卓抜な行動力を書いた歴史小説である。
鹿児島の風土と伝統的精神が作品に表出しており，同作品とともに，「日本」三部作と評される，『火の山』と『風に鳴る樹』と連続して読了すべき作品である。

県内図書館の貸出状況

• 鹿児島県立図書館
• 鹿児島県立奄美図書館
• 鹿児島市立図書館

作者について

名前

海音寺潮五郎（かいおんじちょうごろう）（本名：末富東作）
（1901～1977）鹿児島県大口市（現：伊佐市）生まれ

代表作

• 『西郷隆盛』
• 『二本の銀杏』
• 『火の山』
• 『風に鳴る樹』

鹿児島での活動

大口で育ち，加治木中学（現：加治木高校）で学び，大学卒業後は，指宿の中学校などで勤務した。

関連場所・施設

• 生誕記念碑（寺田病院敷地内）
• 海音寺潮五郎望郷碑（伊佐市文化会館敷地内）