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更新日:2023年4月24日
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有吉佐和子
駆け出しの女優万里子は,役を掴むチャンスを逃した失望を癒やすため,偶然目に留まった岩波写真文庫の「忘れられた島」を訪ねる。黒島の中学校に赴くところだった青年に船で出会い,その青年に同行する中で,島の人々の生活に触れる。教師たちが僻地教育に打ち込む姿を見て,二人は徐々に島の暮らしに同化していく。
有吉佐和子(ありよしさわこ)
(1931~1984)和歌山県和歌山市生まれ
岩波の写真文庫『忘れられた島』に触発され,昭和33年5月に黒島を訪れた。20日間の島での見聞,実体験がそのまま『私は忘れない』という作品に反映されている。
島民の暖かい歓迎を受けたことにより,その年の8月,大里・片泊の2地区にテレビを寄贈した。
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