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更新日:2023年4月24日
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林芙美子
仏印で愛し合ったゆき子と富岡は,敗戦後日本で再会するが,当時の社会情勢やそれぞれの立場もあり,もう一度同じように愛し合えず,結局ゆき子の死で結末を迎えるという虚無的な作品である。芙美子文学の集大成ともいわれる晩年の名作であり,この作品の最後の舞台が屋久島である。
林芙美子(はやしふみこ)(本名:林フミコ)
(1903~1951)福岡県北九州市門司生まれ(下関説もあり)
父が行商人であったことから,小学校を転々としていた中,10歳の時には,ひとり鹿児島に帰され,山下小学校で過ごした。
以降は,広島や東京などで過ごし,作家として活躍する中,昭和25年には,『浮雲』の最後の舞台にすべく,屋久島を訪れた。
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