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更新日:2023年4月24日
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高木俊朗
太平洋戦争末期に特攻基地が置かれた知覧飛行場が舞台である。軍の行動を秘匿するために,肉親に別れをつげることも許されずに飛び立っていった特攻兵士たちの,死に直面した生き様が当時の関係者の証言を得て,ありのままに描かれている。
平和とは何か,戦争とは何かを考えさせる作品となっている。
高木俊朗(たかぎとしろう)
(1908~1998)東京都生まれ
大学卒業後,陸軍報道班員として活動し,特攻が最高潮に達した頃,知覧で取材活動を行った。戦後,神風特別攻撃隊について記した記録の中には,真実とは反対の印象を受けるものも多く,眼前にしたものを正確に記録したと思われる。
また,昭和39年には,改めて知覧を訪れ,綿密な取材後,『特攻基地知覧』を完成させた。
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