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更新日:2020年11月13日
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令和2年9月30日,畑地帯総合整備事業(担い手支援型・一般)第七肝付地区においてピーマンハウスの散水施設工事が完了した。これまでの手作業による散水管理から自動散水になったことで大幅な労力軽減となり,ピーマン農家から喜びの声をいただいた。
令和2年10月23日,自由民主党鹿児島県議会議員の有志の会である「かごしま農業農村整備・水土里の会」による現地調査・意見交換会が開催された。
水土里の会会員をはじめ,県,市町,肝属中部土地改良区,畑かんマイスターの計49名が参加した。現地調査では畑地帯総合整備事業吾平南西部地区(畑かんモデル地区である角野地区)で各種散水器具での散水実演が実施され,その後,かのやグランドホテルで意見交換会が執り行われた。畑かんマイスターの要望を始め,様々な意見交換がなされた。
管内で課題となっている甘しょの基腐れ病の対策として,ほ場湛水による効果検証試験の実施準備が吾平南西部地区で進んでいる。試験は農研機構が主体となり,南部九州土地改良調査管理事務所,県農政普及課,農村整備課と一体となって試験実施を予定している。試験では,圃場を4区画に分割し,無湛水区,湛水期間14日,28日,56日の区間で効果を検証する予定であり,10月29日,30日の2日間でイモの残渣の回収及び波板の設置等の準備が行われた。湛水開始は11月4日を予定しており,畑かん水を利用した湛水による基腐れ病への効果が期待される。
令和2年10月19日,畑地帯総合整備事業(担い手支援型,一般)第三曽於北部2期地区において,里芋のかん水用として,チューブ式散水ホース一式が耕作者へ引き渡され,メーカーより使用上の留意事項などの説明が行われた。また,隣接するハウスでは,カボチャの散水スプリンクラー整備が行われている。
最近,散水器具設置済み周辺のほ場から畑かん整備時期の問合せもあることから,水利用への関心を更に高められるよう,広報活動等に取り組んでいきたい。
令和2年10月24~25日,塩田知事就任後初となる「知事とのふれあい対話」が徳之島で開催され,島内3町の各会場では住民代表15人が対話に参加し,それぞれ約100人が傍聴した。住民代表からは,農業や教育の振興,離島医療の充実などの意見・要望があり,知事は持論も交えながら,県政の課題として検討していく方針を示した。
また,徳之島ダムの現地視察もあり,知事は土地改良区の説明にも熱心に耳を傾けていた。
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