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更新日:2021年7月1日
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令和3年6月15日,水土里サークル活動の一環として,鹿児島市松元地区に
おいて,田植え体験が開催された。
「四元保全隊(鹿児島市松元保全運営委員会)」が主催し,春山小学校の
体験授業として児童,先生及び関係者あわせて111名が参加した。児童は植
え方の指導を受けて田んぼに入り,泥の感触や田んぼに生息する生き物に触
れながら田植えを体験した。
10月には稲刈り体験も予定している。
令和3年6月22日,平成29年度に完了した農村振興総合整備事業加治木
地区のほ場整備団地である小脇団地で生き物調査を実施した。
小脇団地は,平成21年度にほ場整備を実施しているが,工事前後に生
き物調査や水棲生物の避難などを同時に実施し,創設非農用地換地によ
りビオトープ池を生み出しており,当時から加治木小学校の児童が生き
物学習会として参加している。
今回は,児童3年生約40名が,小脇団地の排水路やビオトープ池に入り
網で生き物を捕まえた。小脇団地の排水路は,一部を石積みで残してあり,
生物が住みやすい環境となっている。また,ビオトープ池は,木田土地改
良区により環境の改善を図るため,改修が行われている。
児童らは,捕まえた生き物の解説を,専門家から興味深そうに聴くなど
積極的に参加していた。
今後も,生き物調査を継続的に実施し,生物多様性の周知を図ってまい
りたい。
令和3年6月11日,加工業務用カボチャの低コスト栽培を目的として,農業
開発総合センター大隅支場が曽於市大隅町のほ場において実証試験を行って
いることから,現在の状況等に関する現地研修が行われた。試験内容は,低
コスト,省力化,多収穫を目的として,これまで開発してきた栽培技術を総
合的に実証している。
今後,マルチの処分や販売単価など,収益性等に関する課題をクリアすれ
ば,更なる水利用が期待されると思われる。
令和3年6月30日,曽於市財部町の「いきいき親水公園」等において,
第18回土地改良施設愛護活動が河川クリーン作戦と併せて開催され,財
部町建設同志会,大隅地区測量設計協議会,県土改連曽於支部,曽於市
及び畑かんセンター等の約100名が参加した。今年も天気に恵まれ,約2
時間にわたる清掃作業を行った。
当公園は中山間地域総合整備事業で建設された施設で,公園内の親水
プールは例年夏休みに親子連れが訪れる場所であり,今年度も多くの人
で賑わうことを期待している。
令和3年6月21日,梅雨明け後の台風時期を迎えるにあたり,県大島支庁
農村整備課と大川ダム管理者である奄美市が,事前放流の実施に備えた伝
達訓練を実施した。訓練は,基準雨量を超える予測が出たという想定で,
ダム管理者である奄美市が現地まで出向いて放流操作を行い,その後放流
を止めるまでの一連の流れを本番同様に行った。河川管理者等にも協力を
いただき実施することができた。
今後,訓練の成果を踏まえ,適切に対応できるよう備えたい。
令和3年6月7日,徳之島地域総合営農推進本部による「畑かんマイ
スター」への委嘱状交付式が開催された。任期は3年間で今回が3期目
であるが,人数は前期の10人から5人増の15人体制となった。
畑かんマイスターは,地域の畑かん営農推進やPR活動などを行う
方々で,交付式では力強い抱負の言葉が述べられ,引き続き開催され
た行政等関係機関との語る会では,活発な意見交換が行われた。
畑かんマイスターとも十分連携を図り,水利用率の向上に努めたい。
令和3年6月25日,徳之島地域土砂流出防止強化月間に合わせ,徳之島
地域土砂流出防止対策連絡協議会の総会が開催された。当協議会では,
土砂流出防止対策の向上や関係機関等の相互理解を深めるため,さとう
きびの葉ガラを活用した実証実験,合同パトロール,普及啓発用品(エ
コバッグ,ポロシャツ,ステッカー)の製作に取り組むなど,土砂流出
防止対策の研究や普及啓発活動に努めている。
令和3年6月10日,国営かんがい排水事業沖永良部地区で造成
された越山ファームポンド内部の清掃作業を行った。国営造成
施設では,昨年度,揚水機場と吐水槽で同様の清掃作業を行っ
ており,越山ファームポンドでは平成27年の通水開始以降初め
ての機会となった。
当日は,国営沖永良部農業水利事業所の呼びかけに,沖永良
部土地改良区,和泊町及び知名町の耕地課,県沖永良部事務所
農村整備課の職員など約20名がボランティアで参加し,高圧洗
浄機やスコップなどを使って,ファームポンドの底にたまった
土砂やスケール(石灰)を除去した。スケールは土のう袋40袋分
を搬出した。
今後も,5年に1回の頻度で清掃が必要との意見が挙げられた。
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