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更新日:2023年3月3日
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令和5年1月21日,鹿児島市喜入町瀬々串地区においてふるさと水土里の探検隊(2回目)がWeb会議形式にて開催された。
鹿児島国際大学生から1回目の現地でのワークショップをもとに,地域の強みや資源を活用した地域活性化の手段等の提案発表があり,その後,提案発表及び前回のワークショップでの意見を整理しながら話し合いが行われ,「いつ,誰が,費用は」などが課題であると意見があった。瀬々串地区は国際大学と近いこともあり,SNSなどを活用した情報発信やイベントの開催については学生たちも参加協力可能との意見があり,地域と学生たちの新たな交流も期待できる。今後は,今回の結果を踏まえて「探検・夢マップ」を作成することとしている。
令和5年1月16日,新規計画地区の中山間地域農業農村総合整備事業さつま北部地区に係る地元説明会がさつま町弓之尾公民館で開催された。
同地区に係る説明会は令和4年11月24日を皮切りに,集落毎に全15回開催され,この日は地元関係者14名,さつま町,県農村整備課が出席した。用水路改修や農道整備について県から説明を行うとともに,地域の現状や課題について意見交換を行った。
同地区は令和6年度の新規採択を予定しており,今後も地域住民と一体となった事業推進に取り組んでまいりたい。
令和5年1月20日,鹿屋市で市町や土地改良区などを対象としたICT研修会が開催された。本研修会は情報通信技術を活用した農業農村整備について知識を深めてもらうため,肝属地域農業農村整備事業推進協議会主催で開催された。研修会ではため池や河川の遠隔監視や水田の自動給水栓の事例について発表が行われた。参加者は遠隔監視システムや展示された機器などについてメーカー等に質問をするなどICT技術へ関心を寄せていた。
令和5年1月18日,指宿市にて排水対策について現地研修を行った。本研修では,曽於市で集中豪雨により作物の湛水被害が毎年発生している地区の解消方法を,排水トンネルで対応できないか検討しており,指宿市で排水トンネルにより流下させた事例があったことから,整備の経緯,地元調整について話を伺った。曽於市で計画している地域の状況と指宿市の整備地域の状況は少し異なるが今回の研修を参考にして事業化に向けて協議,検討を行っていく。
令和5年1月14日に,西之表市小牧野公民館で,小牧野集落のイベントの前時間を借りて,地域住民に農業農村整備事業の説明会を行った。
小牧野地区は,畑の区画整理が進んでいる西之表市の中では,比較的,区画整理が実施されていない地区である。前回,事業導入に前向きな人たちへ事業の説明を行ったが,今回は,地域住民が集まるイベントがあるということで,地域住民向けに説明会を行った。
意向調査(アンケート調査)を行ったうえで,土地条件や営農計画等を精査し事業実施の可否や整備区域の設定を行うことを説明した。
今後とも,地域に密着し,説明会を重ね,事業が導入されるよう努めたい。
令和5年1月18日,屋久島町平内にある畑かんファームポンド内の清掃を行った。当該施設は約20年前に整備され,側壁に漏水が見られることから補修工事をすることとなり,前日から内部の水を抜く作業を行った。当日は土地改良区と県の5名で,供用開始後初めてという溜まった泥の除去を行い,最初に高圧洗浄機で側壁の汚れを落とし,床面の泥をスコップやブラシ等で排泥管に流していった。
令和5年1月11日,大島支庁農村整備課内で,計画的なストックマネジメント事業の推進を目的に,ストックマネジメント・ワーキングチームを技術職員全員で立ち上げた。
大島支庁管内農業農村整備事業長期計画では,令和5年度新規地区においてストマネ事業地区数が9地区(ソフト・ハード含む)と多く,今後とも,ストマネ事業新規地区が増えていく傾向にある。
今回,令和5年度ストマネ事業早期発注に向けた見積依頼及び土地改良施設情報データベースへの点検結果登録に係る役割分担を行い,1月23日~2月3日の2週間を作業強化週間とした。
技術職員全員が一斉に見積依頼やデータベース登録作業を行なうことで,情報共有や作業の効率化が図られると感じている。
今後,機能保全計画やデータベースに関して施設管理者(市町村,土地改良区)とも情報共有し,関係者全員で連携・協力しながらストマネ事業を推進していきたい。
令和5年1月13日,県人事委員会事務局主催の「鹿児島県技術職オンライン現場説明会」が開催され,沖永良部事務所農村整備課の若手職員3人が県農業土木職を代表して日頃の業務や現場の説明を行った。
オンライン現場説明会での当課職員の説明は3年連続となり,今年は離島勤務の魅力を伝えるべく,県最南端の与論島から,島の観光名所「百合が浜」を一望する農地海岸の現場から中継を行った。
説明内容は入庁3年目から6年目の若手が独自に企画し,海岸保全事業や農道整備事業の現場や工事監督の様子を,映像を交えてわかりやすく説明した。
オンラインで視聴した農業土木職の先輩・同僚からは「職場の雰囲気がよく伝わった。」と好評で,今後,農業土木職を目指す学生が増えることに期待したい。
令和5年1月13日,県人事委員会事務局主催で「令和4年度技術職オンライン現場説明会」が開催された。
本庁2階の県民ホールよりYouTubeライブ配信が行われ,本庁職員2名(農地整備課),出先職員2名(南薩地域振興局1名,沖永良部事務所3名)が出席した。本庁職員からは農業土木職の概要説明を,出先職員からは1日の仕事風景を動画にし,業務説明を行った。
出先事務所が作成した仕事風景動画が傑作で,動画のクオリティの高い動画であったが,オンライン配信のため,聴講者のリアクションが分からないことが残念だった。本配信を通じて,オンライン聴講者が農業土木職に興味を持っていただけたと思う。
就職を考える若い世代に農業土木職をPRできる良い説明会となった。このオンライン説明会をきっかけに多く農業土木職員が増えることを期待したい。
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