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更新日:2022年1月4日
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県議会議員有志により設立されている「かごしま農業農村整備・水土里の
会」の現地調査及び室内研修会が,令和3年12月23日に県議会議員9名,活
動組織役員等18名,管内各市担当者などが出席し南さつま市役所等で開催さ
れた。
現地調査では今年度から広域化された南九州市の川辺町広域協定の清水湧
水会と長寿命化活動の直営施工に取り組んでいる南さつま市の舞敷野を守る
会を視察し,室内研修会では管内4市7組織の活動状況紹介や活動にあたって
の課題等についての意見交換が行われた。
令和3年12月21日,畑地帯総合整備事業第四曽於北部地区繰委託
2-3において,水管橋の地質調査を行っていることから,当課の若
手職員と受注者の若手技術員を対象とした現地研修会を行った。
当日は受注者の調査職員が講師となり,ボーリング調査や標準貫
入試験の作業方法や試験結果の設計への活用方法などの説明が行わ
れた。
参加者のほとんどがボーリング調査の現場を見るのが初めてで,
説明者へ積極的に質問をするなど有意義な現地研修会であった。
令和3年12月4日,奄美市笠利町にある須野ダムの愛護活動(清掃作業)
を,大島支庁と農村振興技術連盟大島ブロック主催で実施した。
奄美大島の建設業,コンサル,奄美市,土地改良事業団体連合会,大島
支庁の職員など約100名が参加した。
須野ダムの有効貯水量は95万トンで,農業用利水ダムとして平成9年に
完成し平成10年7月末から供用している。笠利東部地域の約340haの畑に
灌漑用水を供給しているほか,約千世帯の水道用水にも利用されている。
また,ダムの遊歩道沿いには桜並木があり,花見スポットとして地域住民
や観光客に親しまれている。
当日は約2時間の作業で,ダムの内側と外側の2班に分かれ,雑草やコケ
などを除去する作業を行い,トラック8台分が搬出された。大島支庁では,
ゼロ予算事業として平成27年以降継続して実施している。
令和3年12月15日,伊仙町中央公民館において,伊仙町耕地課及び
県農村整備課の若手職員を対象に農業農村整備事業勉強会を開催した。
地元合意形成の重要性,新規計画から採択までの流れなどを学んだ後,
若手職員が町と県の2班に分かれ,ほ場整備新規地区の計画構想図を
作成した。
未整備区域の航空写真を配布し,区画形状や利便性を考慮した農道
配置などについて意見を出し合いながらマジックで計画図を直接書き
入れ,普段よりも生き生きとした若手職員達の姿を見ることができた。
議員立法である「特殊土壌地帯災害防除及び振興臨時措置法」は,
昭和27年に制定された時限法で,同法に基づく各種事業の補助率嵩
上げなど本県は多大な恩恵を受けている。これまで13回の法延長が
なされているが,今年度末で期限を迎えるため法延長に向けた取組
を進めている。
令和3年12月15日,第2回特殊土壌地帯対策世話人国会議員懇談会
総会が東京都で開催され,法律の延長について,通常国会での成立
を目指すことが了承された。(関係県選出国会議員35名,関係省庁
12名,関係県28名)
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