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更新日:2022年12月2日
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7月30日~31日に垂水市内の土地改良施設を対象としたボランティア清掃が行われた。この活動は毎年この時期に行っているもので,この日は垂水市や土地改良区,地元の建設業のほか農家などおよそ650名が参加した。参加者は,2日間にわたり農道の草原いやゴミ拾い,水路の土砂上げなどの作業を行い施設の美化に努めた。市内の土地改良施設を管理する土地改良区は,今後も清掃活動を継続的に行っていきたいとしている。
8月24日(水曜日),畑かんセンター水利事業課の新規採用3年目までの職員を対象としたOJTが行われた。OJTとは,企業内で行われるトレーニング手法,企業内教育手法の一種であり,職場の上司や先輩達が,仕事を通して,必要な知識・技術・技能・態度などを意図的・計画的・継続的に指導し,習得させることにより,全体的な業務処理能力や力量を育成する活動である。前回は,職員としての意識,仕事の進め方,危機管理に関する内容であり,今回は,建設業法に関する知識習得を行った。本研修を通して,職員の成長へつながることを期待したい。
農業農村整備事業に係わる関係者の技術力向上や情報共有などを目的として,農業農村整備技術研修会を開催した。会場受講とWebを併用して開催し,大島支庁管内,喜界島管内の県,市町村,土地改良事業団体連合会,建設業協会,農村振興技術連盟の会員など約70名が参加した。
研修会では,ICTを活用した施工管理業務の効率的な取組や工事施工上の安全対策などの注意点,工事中における奄美大島の希少動植物や外来種への対処方法などを説明した。
その後,県発注工事の施工業者より,沈砂池工事の施工内容や創意工夫等の説明,ほ場整備工事の施工の流れや施工中の留意点等について説明があった。
参加者からは,タイムリーな話題で参考になったという声も聞かれた。今後も,農業農村整備事業に係わる関係者の技術力向上のために,よりよい研修会が開催できるよう努めていきたい。
沖永良部事務所農村整備課では農業農村整備事業のPR活動の一環として,島内の夏祭りで開催される「舟漕ぎ大会」に出場している。
昨年,一昨年と新型コロナの影響で大会が中止となっていたが,今年は7月31日に知名町(ふるさと夏まつりくり舟競走大会),8月7日に和泊町(港まつり舟こぎ競争大会)で開催されることとなり,両大会に農村整備課としてエントリーした。
今年は舟の後方に取り付ける畑かんPRの旗も新調し,7月中旬以降,勤務終了後や休日に優勝を目指し練習を続けてきたが,台風の襲来と新型コロナの再拡大の影響で両大会とも中止となった。
出番を失った旗も現在は執務室入り口に立てられ,来客者への事業PRとなっている。来年こそは無事開催されることを祈りたい。
8月22日(月曜日)~26日(金曜日),8月29日(月曜日)~9月2日(金曜日)に各週2名ずつ,計4名の学生のインターンシップを受け入れた。農業農村整備事業の概要や各係の業務内容などを学び,鹿児島県職員の仕事について知り,雰囲気を体験してもらった。そのほかにも,若手職員との意見交換会と題し,県庁内で年の近い若手職員との質疑応答等も行った。意見交換会の際には,終始緊張していた様子だったインターンシップ生からも積極的に発言してくれるようになった。
今回のインターンシップで鹿児島県に興味を持ってもらい,来年度,農業土木職を受験し,無事合格され,一緒に働けることに期待したい。
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