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更新日:2024年12月25日

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霧島神宮のお田植祭り「田の神舞」

旧暦の2月4日に霧島神宮にてお田植祭りが行われますが、これは国運の隆昌繁栄と五穀豊穣とを祈る春の祭典です。このとき神宮の社家である児玉、橋元両家の人たちが神舞を奉納するしきたりになっており、およそ300年位前から祖先代々引き継がれています。毎年旧2月4日午前10時から祭事が始まり、第1声の太鼓とともに御神牛が「モー」と泣いて境内を暴れまわり、祭事が終わると同時にお田植の神事が始まります。このとき、老農夫婦が四方に張り巡らされた注連縄(しめなわ)の中で、言う事を聞かない神牛にやっとのおもいで犂(すき)をつけて水田を耕し、田植えが行われ、その後で田の神が登場し、奇面奇衣を身にまとい、昔ながらの方言でおもしろおかしく約30分間舞われます。
お田植祭りは、平成3年3月22日に鹿児島県指定無形民俗文化財に指定されています。保護団体は、霧島神宮お田植祭り保存会になっています。
 
【問い合わせ先】霧島市役所

公開日時

旧暦2月4日霧島神宮お田植祭り

公開場所

開催風景

堆肥を均す翁
言う事を聞かない牛を手なずける媼(おうな)
田の神が杓文字(しゃもじ)を持ち神楽を舞う

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