十八日の馬(鈴かけ馬踊り)
室町時代、天文年間に日秀上人、島津貴久、正八幡宮神官桑幡氏の3人が、一夜に同じ馬頭観音の霊夢を見て、馬頭観音堂を建て、牛馬守護、五穀豊穣を祈ったのが由来とされています。霊夢を見たのが、旧暦の1月18日であったのに因み、牛馬を飾り立て観音堂に参詣させたのが、馬踊りに変化したという説があります。
胸に鈴をかけ、背中に負う鞍に飾物を立てた馬の後ろに、数十人の踊り連が付き従います。踊りには、太鼓、三味線、鉦の伴奏をする楽隊と、十八日の馬の唄を歌う人が付き添います。
ハンヤ節に似たテンポの十八日の馬の唄と、太鼓・鉦・三味線の伴奏に合わせて踊り連が踊りを繰り広げ、馬までもが、首を振り、ステップを踏んで躍ります。全国でも珍しい馬の踊りです。
公開日時
旧暦1月18日に近い日曜日初午祭
公開場所
開催風景
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