西俣八丁杵踊り
この踊りは昔、西俣下集落にあった諏訪神社の奉納踊りの一つでした。しかしこの諏訪神社は他所に合祀されたため、保存会では地域の文化祭等で発表を続けています。
踊りは太鼓2人、三味線2人、歌い手2人、踊り子15人ぐらいで、ひょっとこ・お多福・天狗等の面をつけ、タオルの鉢巻きをほおかぶりに、単衣の長衣装に白のももひき、白足袋にわらじ履き、緑のたすきがけ、袴履きのいでたちです。一人は大きな鯛をかたどったもの、また一人はヒョウタンをかたどったものをそれぞれ腰に下げ、所狭しと飛び跳ねて踊ります。
踊りの構成は、最初「道開き」で勇敢に跳びながら円を作り、次に「出羽」「庭踏み」と続き、さらに二列横隊に座を取り、唄いに合わせて左四つ・右四つといわゆる八丁杵の動作をし、囃子に合わせてカマキリのまねで面白おかしく踊って幕になります。
平成17年(2005)に鹿児島市の無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されました。
公開日時
9月,11月
公開場所
9月・・・花尾神社
11月・・・郡山構造改善センター
開催風景
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